秩父夜祭に行ってきた(7:妙見菩薩、龍神に会いに行く)

秩父夜祭は、秩父神社の妙見菩薩(女神)と武甲山の龍神(男神)の年に一度の逢瀬(デート)の日。

妙見菩薩は、秩父神社の神職たちに担がれた神輿に乗って、デートの待ち合わせ場所である 御旅所に向かいます。

すべての屋台が本町交差点を通過し、いよいよ、妙見菩薩の盛大なデートが始まります 

神輿に乗って、妙見菩薩、秩父夜祭 御旅所へ行く

妙見菩薩が乗った御神輿の行列が、御神幸行列。

その御神幸行列が始まりました。

御神幸行列の先頭は、笛と太鼓の雅楽隊(?)。

その雅楽隊の奏でる音楽は、夜祭の威勢のいい掛け声や太鼓の音と趣がまったく異なり、とても優美でロマンチックなメロディ~♪ 思わずうっとり。ステキです

続いて現れたのは、高張(たかはり)提灯の行列。

提灯の灯りはすべて、ロウソク。周囲は人工的な灯りで照らされていますが、それでもなお、提灯の灯りはとても神秘的に浮かび上がり、祭りのムードを盛り上げます。

それぞれの提灯には、氏子町の町名が書かれています。黒谷、大野原、横瀬、影森など、知った地名が並びます。もちろん、屋台町の地名が書かれた提灯もあります。

分かりずらいけれど、お供物を担いでいる人もいます。

秩父夜祭

そして、神事に使う道具が入った箱が、続き。。。

妙見菩薩がお乗りになったお神輿がやってきました。

続くは、平安絵巻に登場しそうな正装をされた、神職の方々。

う~ん、雰囲気出ますね。。。(^^♪

神馬(シンメ)は、馬主と共に登場。。。 背負っているのは、布団?絹織物?

お馬さん、お仕事、頑張れ~\(^o^)/

秩父夜祭 屋台 登場

御神幸行列に続いて、6台の屋台の曳行が続きます。

6台の屋台の通過順は、毎年同じ。変わることがありません。

なぜ今のような順番になったのか、分かりませんが、地元の方の話によると、どの屋台町も、今の順番より後ろにはなりたくないのだとか。。。

最後の屋台がここ 本町交差点を通過するのは、20時過ぎになります。

中近の屋台

1番目の屋台、中近(ナカチカ)の笠鉾が来ました。

秩父夜祭

中近の屋台は、正式には”屋台”ではなく “笠鉾(カサボコ)”といいます。

本来であれば、屋根の上に”花飾り”と呼ばれる大きな装飾が付いていますが、訳あって近年は付けずに曳行(エイコウ:ひいて歩く)しています。

秩父夜祭

本町交差点に到着。

屋根の上に着けているのは、神社からお預かりした”依り代”。よく 神社で見かける白い紙でできたフサフサなやつ。神が宿ると言われています。先頭の中近の笠鉾だけが 付けています。

秩父夜祭

屋台の先頭に乗っている 紅白の着物を着た”囃子手”が 元気よく 提灯をすくい上げながら、威勢のいい声をあげて「ホーライ ホーライ」と叫んでいます。

先程の、中町や上町の囃子手より、威勢がいいぞーー!!

やはり、本番は力が入るのか? それとも、誇らしげな先頭バッターは威勢がいいのかな?(笑)

秩父夜祭

左下に乗っている囃子手は、満面の笑み。見ているこっちも盛り上がっちゃうよ♪(^^♪

中近屋台町は、中村町・近戸町 が合わさってできた屋台町。だから、目印は、屋根の雪洞(ぼんぼり)には 「」と「」の文字。

秩父夜祭

中近は笠鉾なので、脇にも後ろにも 幕がありません。

下郷の屋台

続いて、2番目の屋台、下郷(シタゴウ)の笠鉾が来ました。

秩父夜祭

下郷の屋台も、屋台ではなく、実は 傘鉾(カサボコ)。

本来は屋根の上に大きな”花飾り”が付きますが、近年は、訳あって付けずに曳行しています。

秩父夜祭

さすが! 秩父夜祭の最も大きな屋台(笠鉾)だけあって、やはり、でっかい!

秩父夜祭

すっごい迫力。囃子手が6人乗っても大丈夫!♪(笑)

秩父夜祭

目印は、屋根の雪洞(ぼんぼり)に 「壱」の文字??

We are No.1 って感じかな?(笑)

秩父夜祭

下郷も笠鉾なので、脇にも後ろにも 幕がありません。

笠鉾には幕が付いていないのです。。。

宮地の屋台

3台目の屋台、宮地(ミヤジ)の屋台が来ました。

秩父夜祭

世話役の人たちと一緒に、見慣れぬ半被(ハッピ)を着た人たちが来ました。

”火消しの纏(マトイ)”が描かれた半被が、超カッコいい!!

一台の屋台の周りには、祭りでの様々な役割を持った氏子たちがいるそうです。

この方々は、”火消しの纏(マトイ)”=消火隊の方々でしょうか?

秩父夜祭

世話役の方々の着物も、粋ですねー

秩父夜祭

なんということでしょう! 運良く、屋台の側面、丸見えです!

屋台の下の紺地に白抜きの幕の中に、秩父屋台囃子の一団がいるのでしょうか?

秩父夜祭

宮地の屋台の目印は、雪洞に「」の文字。

秩父夜祭

幕の側面に特徴ある柄はなく、あえて言うなら「」。

秩父夜祭

でも、幕の後ろには、とても印象的な 赤い髪をした「猩々(ショウジョウ)」。

猩々は人ではなく、伝説上の動物だそうです。歌舞伎の赤獅子にも見えます。

中町、上町、本町の屋台は、次回のお楽しみ

さて、時刻はまもなく19時30分。

20時過ぎまでここに残れば、念願の最後尾の屋台まで見物することが出来ます。

でもね、今日は団子坂下で夜祭見物が出来ることになったんです。

どっちを優先するか? もちろん、団子下での夜祭見物です。

御神幸行列ではないけれど、中町と上町の夜間の曳行は、一応さっき、見ましたしね。

中町、上町、本町の屋台は、次回のお楽しみデス。

さぁ、 団子坂下へ Let’s Go!

コメント

  1. taiさん より:

    こんにちは。先だってのコメントについて、ご丁寧にありがとうございました。鯨幕について勉強になりました。とても良いブログですので、他も全て拝見いたしました。このブログの内容での疑問ですが、先ず、神馬が背負っているのはおっしゃる様に布団ですが、正絹で出来た座布団で、羽二重(はぶたえ)と言っています。神様がお座りになるので、高価な羽二重を使用しています。羽二重の上の幣に神霊が宿り、馬に乗ったお姿に見立てます。屋台の曳行順ですが、そもそも笠鉾の無い時代は宮地→上町→中町→本町で、おおよそですが、4台の屋台の創建から25年後に中近、同じく屋台創建から56年後に下郷です(共に初代ですので現状とは違います)。宮地は妙見様が本来祀られていた地ですので、御神幸行列でも先頭集団に高張提灯と日月万燈が有り、日月万燈については宮地のみです。笠鉾が出来てから、理由は分かりませんが、先に笠鉾となった様です。現在お旅所での並びが曳行順ではなく、東側に宮地を置くのも、昔は先頭であった事や格式の高さの現れかも知れません。下郷の提灯の文字は(志)です。今年は残念ですが、また、秩父夜祭にお出かけ下さい。失礼いたします。

  2. ブログの主より より:

    > tai様

    ブログの主です。
    再びのコメント、ありがとうございます。
    また、他の記事もお読みくださいまして、ありがとうございます。

    秩父夜祭の表面的な同じような情報は各所に溢れかえっておりますが、神馬の背負っている物や屋台・笠鉾の曳行順などなど、観光客ではなかなか得られぬ知らぬことばかりがコメントに書かれており、大変興味深く読ませていただきました。
    貴重な情報をありがとうございました。

    近いうちに、妙見七ツ井戸も歩いてみたいと思っています。
    来年の秩父夜祭も楽しみにしております。

    ありがとうございました。