秩父夜祭は山車?屋台?曳山?

秩父夜祭-屋台

上の写真の、秩父夜祭で提灯がたくさんぶら下がっている “絢爛豪華なコレ”。

コレを何と呼ぶべきか。。。という話です(^^;

山車?屋台?曳山?(ダシ、ヤタイ、ヒキヤマ)

私は山車だと思っていたんですが、

答えは、広い意味で屋台、厳密には笠鉾屋台が正解です。

「 屋台って、縁日の金魚すくい焼きそば売っているのが屋台じゃないの?」

そう思って、調べてみました。

“屋台”でもいいみたいですが、どちらかというと”露店(ロテン)” なんだそうです。

屋台だと、屋根が常設、例えば チャルメラ(ラーメン屋)や おでん屋の一杯飲める風のものをいい、屋根がなくてもできるような お店は 露店になるのだそうです。

(”おでん屋で一杯飲める風のもの”って、イメージできますか? 私が子供のころに住んでいた、荒川区にはそういうのあったんです。。。)

確かに、的屋(テキヤ)のオッチャンのことを“露店商”っていいますもんね。

秩父夜祭-屋台

2018年秩父夜祭のパンフレットにも 『笠鉾屋台曳行図(カサホコ ヤタイ エイコウ ズ)』と書かれていますね。

笠鉾”は本来しだれ柳風のお花が沢山付いた花飾りが着いていますが、今は色々訳あって、着けない状態で曳行しています(そのあたりのことは、別の機会に)。

地元の人たちは、笠鉾も屋台もひっくりめて、屋台と呼んでいました。

秩父夜祭では、“絢爛豪華なコレ”は「屋台」で、“金魚すくいなどのお店”は「露店」ということになりますね。

ちなみに、

山車”は、日本で祭礼の際に引いたり担いだりする出し物の総称なんだそうです。

同じような形状のものでも、地方によって、山鉾・山笠・曳山・祭屋など色々な呼び方があるようです。この定義だと、担ぐ御神輿も山車の一種なのかな???

私が子供の住んでいた荒川区の素戔嗚神社の天王祭では、曳くものを山車と呼んでしました。(小学生以下が曳ける子供用の山車がありました。)

秩父夜祭は、京都祇園祭、飛騨高山祭と並ぶ 日本三大曳山祭と呼ばれていますが、屋台を曳山とは呼ばないですね。

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