※ 地図、追加しました。
白鬚神社は墨田区の隅田川にある白鬚橋の近くにあります。
先日の徒歩ワークで向島百花園を出たら目の前に看板がありまして。
促されるまま、白鬚神社に向かいました。
それまで名前も存在さえも知らなかった神社です。
白鬚橋の由来はきっと白鬚神社なのでしょう。
ならば、かなり歴史ある神社なのだと思います。
歩いていくと目の前にそれらしき景色が。。。
小さい神社と予想しましたが、奥行きがあるそれなりに大きな神社のようです。
でも、間口と幅は狭かった(笑)。
鳥居をくぐり、階段を下り、その先の階段を上がった先に拝殿があります。
拝殿と鳥居(=入口)は同じ高さで建っているんですけどね。
わざわざ掘り下げて、拝殿に上がるような構成にしたかったのかな。
■空気感
この神社は、ぐわーっと広い感じ がします。決して広い神社な無いんですけどね。
そして、澄んだ水。そして、天高く。。。
そんな印象を抱く空気感です。とても心地良い神社です。
■御祭神
ここのご祭神はどなたでしょうか?
由緒書きを境内で見付けられませんでした。
白鬚という言葉から真っ先に連想したのは 仙人ですが、
仙人って感じじゃないですね。
次に連想したのは、白髭の白い龍神。
いやいや、箱根九頭龍神社近くの白龍神社は英雄っぽい感じだからねぇ、違うなぁ。。。
ここは、あくまで、静かな澄んだ水、広い感じなので。
水,広い感じと言えば、日本橋水天宮だけど、そことも違う感じだし。。。
帰宅後ネットで調べてみたら、
ご祭神は猿田彦大神様、と書かれておりまして。
えっ?
頼もしくて優しいお父さんのような、あの伊勢の猿田彦神社と同じご祭神ですか?
いやー、ここ白鬚神社は自然の神のようで、
人の感じがほとんどしなかったんだけど。。。どういうこと??。
白鬚神社のHPをよく読むと起源が書かれておりまして。
今から千年余の昔(天暦五年・西暦九五一年)、近江国志賀郡境打颪(滋賀県高島市)琵琶湖湖畔に鎮座する白鬚神社の御分霊としてお祀りしたことが、東向島鎮座・白鬚神社の始まりです。
そうか!
私が感じたのは、琵琶湖 です、きっと。 湖面、波打ち際、澄んだ水、澄んだ空。
イメージが一致します!
琵琶湖白鬚神社のHPをよく見てみると、縁起絵巻(上巻)の解説に
比良山の麓に建てられた白鬚の神の社 、猿田彦命,天照皇大神,倭姫命という記述がありまして。
猿田彦命の社と書かず、白鬚の神の社と書くということは、
猿田彦命とは別に、白鬚の神がいらっしゃること言うことなんじゃないかと。
ハハハっ、私、ちょっと興奮しておりますが、はてさて、実際はどうなんでしょう(笑)。
■沢山の白鬚神社
ところで、GoogleMapによりますと、白鬚橋の近くに白鬚神社が 8社もありました。
6km四方に集中しています。何故ここに集中??
ということで、他にも書きたいことがありますが、長くなりましたので別の機会に。
白鬚神社。とても勉強になりました。
これは琵琶湖に浮かぶ滋賀県白鬚神社の鳥居の写真です。
※この写真は白鬚神社HPからお借りしました。
http://shirahigejinja.com/
これはまるで厳島のようですね!
あっ、厳島神社⇒弁才天。琵琶湖⇒竹生島⇒弁財天。
ってことは厳島と琵琶湖って関係あり??。。。
解けそうもない謎は、そのままにしておきます(笑)。
色々興味深い 白鬚神社への参拝でした。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。