金鑚神社(武蔵国 二宮)に行ってきた

金鑚神社 2021-08 大鳥居

7月頃から、あるきっかけで 神社参拝行脚をしています。

その記録シリーズ(?)第2弾は、金鑚神社(かなさな じんじゃ)です。

聞き馴染みのない神社です。

かなかな神社!?

Googleで「かなかな神社」と入力して検索できたので、「かなかな神社」と 覚えてしまいました(笑) が、違います。

か な じんじゃ です。

ネット検索すると埼玉県本庄市の辺りに7社(実際には 11社?) 見つかりますが、今回の金鑚神社は、

埼玉県 児玉郡 神川町字 二ノ宮にある

金 鑚 神 社 です。

金鑚神社(二ノ宮)

金鑚神社 2021-08 大鳥居

大きな鳥居をくぐり。

金鑚神社 2021-08 灯篭

緩い坂道をしばらく上がっていくと。。。

金鑚神社 2021-08 多宝塔

右手の上の方に、神社らしからぬ多宝塔を発見。

その昔、この地も神仏習合であったことの名残りです。

金鑚神社 2021-08 社務所

更にゆるい坂を上り、山の中へ。右にあるのは社務所です。

金鑚神社 2021-08 神橋

おぉ、朱に塗られた神橋がありましたよ。

なんか、趣を感じます。

こんな山の中にある神社って、どんな神社なんだろう。

なんだか、ワクワクしてきました。

金鑚神社 2021-08 内鳥居

小さな鳥居をくぐると。

金鑚神社 2021-08 拝殿1

右手に 拝殿がありました。

金鑚神社の空気感

拝殿に近づくまでもなく、ここの空気感の素晴らしさは、ひしひしと伝わってきます。スゴイです!

金鑚神社 2021-08 拝殿2

拝殿に近づいて、空気感を感じます。。。

澄んでいて、大きくて、包まれる感じ。

すべてを洗い流してくれて。無にしてくれて。

寄り添い、すべてを受け入れてくれて。

生かされている。

なぜか不思議と 感謝の念が湧いてくる。

そんな感じの空気感です。

神とか、仏とか、そういったものを 遥かに超える感じ。

厳か、神聖、崇める、という言葉が思わずよぎるような空気感です。

三峯神社 奥宮の空気感にも似ていますが、

三峯神社 奥宮の空気感には 体温や動きが感じられますが、ここ 金鑚神社の空気感には、体温とか動きとか生き物的な感じはありません。

ここの空気感は、『山』そのもの。

伊勢神宮の空気感にも通じるところがあるけれど、伊勢神宮の場合は偉大過ぎてうやうやしい感じだけど、ここはそういうのが まったく無くて、心の支えとしてただそこに在る、という感じ。

いや、ここ、スゴイです。

金鑚神社のご祭神

金鑚神社のご祭神は、山神様。

その山神様がおられるのが、拝殿の背後にある御室山(みむろやま)です。

だから、金鑚神社には神様(ご神体)が祀られている“本殿”というものがありません。

「山を信仰の対象とする神社」としては、奈良の大神神社や諏訪大社上社本宮が有名なようで、金鑚神社と同様に“本殿”がありません。

一方で、山岳信仰でも、日光二荒山神社 中宮祠 や 富士山本宮 浅間大社 のように本殿がある神社もあるようです。

金鑚神社 2021-08 拝殿横

これは金鑚神社の拝殿を横から写した写真ですが。

一般的な神社なら、2つのお社(拝殿・本殿)が 連なって建っているのですが、この金鑚神社は1つのお社(拝殿)しかありません。

金鑚神社 2021-08 本殿

拝殿の後ろにある、この 門のような鳥居のような建物の奥に、御室山(みむろやま)があり、そこに神様がおわします。お供物も 門の手前にお供えされています。

この奥は 禁足知。一般の人は立入禁止。神職さんも 容易には入れないのが禁足知です。

だけど、御祭神は。。。

帰宅後に知りましたが、

一応、金鑚神社の御祭神は、

  • 天照大神 (あまてらすおおみかみ)
  • 素戔嗚尊 (すさのおのみこと)

となっております (^^;

良さが分からない?現代人

金鑚神社の創建は、西暦100年頃。弥生時代です。

平安時代から鎌倉時代にかけては、武蔵七党の児玉党の氏神として崇拝されて。

飛鳥時代の頃の文献に登場し、民による知名度も高く、平安時代の朝廷にも明治政府にも 武蔵国ベスト2と認められていた神社です。

実際、参拝してみると分かりますが、エネルギーは 伊勢神宮や三峯神社などに匹敵するほど、パワフルです。

『印象に残る神社 ベスト5』に入るくらいの感動的な神社です。

ああ、それなのに、現代において、知名度低すぎ。

どうしてかなぁ。。。

そうか!

『金鑚神社』は現世利益と無縁の神社だからですね。

金鑚神社は、縁結びとか、出世とか、金運アップとか、いわば、我欲とか一人勝ちとか、そういうこととは一切無縁。

今あるものに 感謝・感謝・感謝!

あらゆるものとの共存、調和。

そういう神社なのです。

やっぱり、ある意味、伊勢神宮より スゴイ神社だと思います。

伊勢神宮だって国家安寧といいつつ、我が国民が安寧でありますように、という一種の欲ですからね。

金鑚神社は、そういった欲のエネルギーが消え去ります。

この世に生きて、生かされている。

この瞬間を生きる。今有るものに感謝し、あらゆるものと共存する。

そういった感覚を思い出させてくれる神社です。

この感覚体験は、感動的でした。

あとがき

金鑚神社 2021-08 拝殿3

金鑚神社。華やかさは無いですが、素晴らしい神社です。

車があった方が行きやすいですが、電車+バス+徒歩でも行けます。

機会を見つけて、是非、どうぞ。

おまけ

拝殿の左へ進むと、御嶽山の周りを1周できるみたいです。

1km くらいのようです。

時間がゆとりがあれば、散策してみてはいかがでしょうか?

今回、私はハイキングしておりませんので、詳細は不明です。

調べてから、お出かけくださいませ (^^;

▼昔の人は金鑚神社のスゴさを知っていた!?

金鑚神社はスゴかった
先月、金鑚神社(かなさな じんじゃ)に行ってきました。 金鑚神社に行けた感動が忘れられません。興奮しました。 派手さはないですが、エネルギー....

▼ 金鑚神社(二ノ宮) 公式HP

「神奈備」 武蔵国二宮 金鑚神社

▼金鑚の鑚 という漢字について

金鑚の『鑽』の部首・画数・読み方・意味