神社には、一般公開したい部分と一般公開したくない部分があるようです。
もちろん、神事の当事者しか知ることの出来ない「秘法」もあります。
それはある意味、当然のこと。
どうして知っているの!
ある年のある日。
ある有名な神社の宮司さんと10分か15分か二人だけで話をさせていただく機会がありました。
その時に、その神社のあることについて私が話し始めたら、宮司さんが「(どうして)ご存じなんですか?」とかなり驚かれて。
私は、宮司さんが驚いたことに、驚いて。
なぜ知っているのか、これは自分の中だけで大切にしたいことだと話したら、少し安心されたようで。
その時に、
あぁ、このことは周知されたくないことなんだぁ。
神社にはそういうことも、色々あるんだなぁ。。。
と感じたのでした。
神社の気は絶対的でなく。。。
数年前には、清正の井戸が話題になりましたが、
興味本位で多くの人がその場を訪れることで、場が荒れる
ということは、実際にあるのです。
神々の神々しい気より、人々の気(想いや念)の方が はるかに強いのです。
パワースポットと呼ばれている神社やお寺などでも、神々しい気が追いやられ、人々の様々な想念が充満しているところがあります。
そこはもう、神社ではなく、欲や願望といった想念の渦巻く世界 ( ̄ー ̄;
私はそれと知らずに、今までにそういう幾つかの神社や寺に行ったことがあります。
僧侶の読むお経から発せられるエネルギーさえも荒れていて、驚いたことがあります。
それは寺社が、有名/無名、人気/不人気、大きい/小さい、参拝客が多い/少ないに関わらず、起きています。
そういうことを防ぐために、神社側は入場を制限したり、非公開にしている事柄があるのです。
神様が望まないこともある
大っぴらになっている場所は別ですが、神社内の小さな場所や静かな場所の写真はインターネットに載せて欲しくない、と神様が望んでいる場合もあります。
そういう場所は、写真撮影をする際にお尋ねすると「(撮影は)いいけど、載せないでね」とか、記事を書いている時に「あ、それはちょっと(止めて)」というメッセージが来ます。
場合によっては、「(写真)撮らないで!」と言われることもあります。
そういう時は、必ず従います。
但し、神様の声に耳を傾けるという思いが無いと、神様の声は聴けません。
書く前に考えてみませんか?
様々な神社の様々な情報が、インターネット上に書き込まれるこの時代。
レアな(稀な、珍しい)情報を入手したことを、インターネット上に誇らしげに書いている方がおられますが。
そのレアな情報をインターネット上に書き込む前に、
そのレアな情報を、なぜ今まで 神社側が公表してこなかったのか?
なぜ今まで 周知されずにいたのか?
ということに、思いを馳せてみてはいただけないでしょうか?
そこには何か理由があるはずです。
その意をくんで、インターネット上に書き込むことをやめにしませんか?
ご縁を育む。。。
レアな情報を入手できたということは、きっとご縁があったから。
せっかくご縁をいただいたのだから、そのご縁をはぐくむ方向へ。
ご縁をいただいた者として、神社と一緒になって守っていきませんか? (^_-)-☆