先日、秩父神社から徒歩1分のところにある蕎麦屋『入船』に行ってきました。
7年近く秩父に通っていますが、先日、知人から教えてもらうまで知らなくて。
『入船』に対するGoogleのクチコミ評価がすごく高いらしく。
食べログでの星の数はまあまあとのこと。
それならば行ってみたいと思っていたら、あっという間にチャンス到来。
行ってきました。
当然? やっぱり行列
私が行ったのは11/9(土)。
11/16(土)のアド街ック天国で紹介される1週間前に行きましたが、
それでも、短い行列ができていました。
時刻は 14:05。
昼の営業は 14:30まで。
私は8番目。
営業時間内に入れるかなぁ。。。
ダメなら、事前に教えてくれるよね、きっと。
不安と隣り合わせの待ち時間。
私の後ろに客は並ばず。。。
14:30。席に案内され、本日のお昼の部、最後のお客さんとなりました。
ギリギリ セーフ。
ア・リ・ガ・ト(^^;
本日のオーダー
クチコミによると「山くるみそば」が評判の様子。
秩父と言えば、やっぱり、山くるみ蕎麦。
私も大好き♪
腹ペコなので、てんぷら付きの『山くるみ天ざる』をオーダーいたしました。
来ました、山くるみ天ざる。
待つこと、20分。待ち遠しかったよ~(^^;
蕎麦は、蕎麦の実を皮ごと挽いたそば粉を使った灰色がかったちょっと太めの田舎蕎麦。
黒い粒々が見えるのに、ツヤツヤ輝いているのが印象的。
うふふ、美味しそう。。。
期待を込めて、そばつゆを付けずに、ひとすくい。。。
うん、美味しい。
そばつゆには、山ぐるみのペーストがたっぷり入って白濁してます。
そんな蕎麦つゆを蕎麦に絡ませ、ひとすすり。。。
こりゃ~、たまりませんわ。旨い!
山ぐるみのコクが口いっぱいに広がります。
行列ができて当然だわ。
大盛りでも良かったかな(^^♪
秩父『入船』の蕎麦は田舎蕎麦
『入船』の蕎麦は田舎蕎麦。
蕎麦の皮も一緒に荒く挽いたそば粉を使うので、
蕎麦はわずかなざらざら感があり少し太め、噛みごたえがのど越しもあり、風味があります。
山ぐるみの蕎麦つゆには、つゆが白濁する程、山くるみがたっぷり入っているので
風味が立って、コクと風味がはっきりしてます。
更科のような細くてスルリとした蕎麦が好みの方は、田舎蕎麦の好みが分かれるようですが、
『入船』の蕎麦は田舎蕎麦でありながら、ちょっとお上品な感じ。
だから、受け入れられやすいのかもしれません。
もう少しワイルドな 山ぐるみそばであれば、
秩父 浦山口駅 徒歩8分の『土津園』がおすすめです。
ワイルドですよー。
武甲山から降りてきた直後に食べるには『入船』より『土津園』がイイです。
秩父観光の途中に立ち寄るなら『入船』の方がいいな。
秩父でシンプルなお蕎麦が食べたい時は。
話がそれました。それは別の機会に。。。
秩父『入船』は国の登録有形文化財の中に在る
秩父の蕎麦屋『入船』のある通りは黒門通りと呼ばれ
大正から昭和初期にかけて秩父銘仙の取引をするための出張所が建ち並び
(今でいう問屋街)、秩父銘仙の取引で大変賑わっていたそうです。
そして、『入船』の入っている建物は、昭和初期に秩父銘仙の取引出張所として建てられたもので、
国土の歴史的景観に寄与している建造物であると認められ、国の登録有形文化財に登録されました。
この木造建築物が『登録有形文化財』として登録されています。
この『登録有形文化財』という制度は保存するだけでなく、活用することをも目指しているんだとか。
実際に活用するにあたって色々課題があって、活用できないでいる登録有形文化財も多いのだそうです。
けれど、『入船』の建つ通りには、他に2軒の国の登録有形文化財が建ち、秩父銘仙出張所1,2,3としてそれぞれ登録され。それぞれが飲食店として活用されています。
頑張ってるね (^_-)-☆
そんな歴史ある街並みの歴史ある建物の店内で食べる秩父『入船』の秩父の田舎そば。
創業 約25年。今まで知らなくて、ごめんなさい。
思わず、オーナーさんに謝っちゃいました。
また行きます!
時間にゆとりをもって、是非、どうぞ。
秩父『入船』の営業時間
【昼】11:30~14:30
【夜】18:00~23:00
※そばが無くなり次第終了。
定休日:水曜
※団体予約で入れない時間帯もあるようです。
地図(場所)
秩父神社から徒歩 1分。
赤丸印のところが、蕎麦『入船』です。
大通りに建つマンションの左脇の細い道を入っていくと、右手にあります。
木造2階建、切妻造(きりづまづくり)、瓦葺、平入(ひらいり)。
また食べたいけど、TVで紹介されちゃったからなぁ。。。
あまり並ぶのは嫌だなぁ。。。
どうしましょ(^^;
ね、悩ましい。。。
おまけ。。。
この通りは、秩父夜祭の期間中『秩父銘仙 絹市(めいせんマルシェ)』が開催されます。
歴史ある建物立ち並ぶ通りで開催される 歴史ある秩父銘仙の絹市。
銘仙の古着や秩父銘仙で作った小物も販売されますよ。
遅い時間に行ったら売り切れの品がけっこうありました。
マニアにはたまらない市のようですよ。
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