新年明けましておめでとうございます。
今年はどんな年になるのかな?
一年を振り返る間もなく、新年に突入です (^^♪ ♪
神社やお寺に行くと、お賽銭箱にお賽銭を入れますよね。
お賽銭の相場って、幾らぐらいなんでしょう。。。
今日、ネットでこんな文章を見つけました。
最後にお賽銭ですが、45円がいいと聞きます。神様と「始終ご縁」があるように、ですね。10円だけだと「とおえん」→「遠縁」となるので、そのときは11円(いい縁)にしましょう。
引用元:http://news.nifty.com/cs/technology/techalldetail/allabout-20150101-20150101-4/1.htm
え?そんなぁ。。。 それじゃぁ、ちょっと。。。 と思い、ネットで調べてみました。
お賽銭は、5円を出すと「ご縁(5円)がありますように」という願いを込められ縁起がいいというのは有名ですが、増やす時は以下の様にすると良いのだとか。
5円 5円玉1つ ・・・ ご縁(5円)に巡り合いますように
10円 5円玉2枚 … 重ね重ねご縁(五円)がありますように
20円 5円玉4枚 … 良(4)いご縁がありますように
30円 5円玉6枚 ・・・ 安定と調和のとれたご縁がありますように
40円 5円玉8枚 ・・・ 末広にご縁がありますように
50円 50円玉1枚 ・・・ ご縁が10倍ありますように
1万円 1万円札 ・・・ 「円万」ということから「円満に通ず」という意味になどなど。しかしじつは縁起の悪いパターン(組み合わせ)もあるのだそう。
10円 10円玉1つ ・・・ 願い事と遠縁(10円)になる
65円 5円玉13枚 ・・・ ろくなご縁がない
75円 5円玉15枚 ・・・ なんのご縁もない
85円 5円17枚 ・・・ やっぱりご縁がない
95円 5円19枚 ・・・ これでもご縁が無い
500円 500円玉 ・・・ これ以上の効果(硬貨)はない
なかには
415円(よいごえん)
というのもありましたが、これ常識化しているのでしょうか?
この記事読んだら、神職さん、お坊さんが苦笑い浮かべてしまいそうですネ。
神様は金額の多い少ないで分け隔てしませんし(笑)。
まして、語呂合わせなんて、気にしませんって(笑)。
これらのものは人間が勝手に考えたルールです(笑)。
大袈裟に言うと、人間が押し付けている勝手な価値観です(笑)。
実は昨年9月、三峯神社の神職さんから、お賽銭や修繕資金のことでお話を伺ったばかりです。
お賽銭は、神社仏閣の日々の運営費に使われています。
分かりやすい処でいえば、
お給料、着物などの衣装代、クリーニング代、水道電気光熱費、事務用品、洗剤など諸々の消耗品費 など。
もちろんこれらには、お守りやお札などの売り上げも充当されます。
ゆとりが出れば、神社やお寺の修繕費として、貯めておきます。
お賽銭は、神社仏閣の経営に欠かせないものですが、
実際はゆとりが無いどころか、カツカツの所が多いようです。
大きくなれば大きくなるほど、忙しくなればなるほど、お賽銭も増えますが
神職さんの数も増えますから、それだけ経費もかかります。
修繕が必要なのに修繕費が無くて、修繕出来ない神社が沢山あります。
消えて行った神社、消えていきそうな神社が沢山あります。
秩父の小鹿野の神社を歩いて廻ると、それが良く分かります。
小さい神社は参拝客が少ないし氏子も少ないので、資金が集まらず思うように修繕出来ないのです。
著名な神社仏閣の場合、外装修繕だけで1億円を越えるそうです!
放っておくと、木が腐って更に修繕費がかさむので、やむを得ず、
寄付をお願いするんだそうです。
そのあたりの話は、持ち家にお住いの方でしたら、
理解しやすいのではないでしょうか。
約30年前。私もうら若き乙女だった頃、
「お賽銭は15円。イヤ、45円の方がイイ」 などと言っていた覚えがありますが、
2011年神社巡りを始めた頃から、お賽銭の額は 「100円以上」 と決めています。
何故かというと、
「45円じゃ、ジュースもおにぎりも買えないから」。
そして、
「この感動は、ジュースやおにぎりより 高いでしょ!」。
さらに、
公立の美術館でさえ 入館料 500円 600円する時代に
「美術鑑賞をして、記念撮影して、更にご利益を授かれる、授かろうとしている場所に対して、、ジュースやおにぎり以上の価値はあるでしょっ!」
という思いだからです。
今日は、某神社のお賽銭箱に 500円入れてきました。
今、歴史ある神社仏閣が現存するのは、先人たちのお陰です。
もちろん、過去の歴史では時の権力者の庇護を受けていた時期もありますが、
信仰厚い一般庶民のお陰で今があるといっても過言ではありません。
この記事を書きながら、神様にお伺いしてみました、
「お賽銭の額でご利益が変わりますか?」 と。
その答えは、「そんなことはいたしません 」でした。
あなたにとって、神社の価値はおいくらですか?
お賽銭の額は、語呂合わせにこだわること無く、
その先人たちに敬意を払い、そして素晴らしい感動への感謝と
未来の人々にこの素晴らしい感動を引き継ぐために、
それぞれが時々の出来る範囲で自由に決めて
お納めしましょうネ (^^♪ ♡