不織布のマスクは洗って再利用できる!
という話を聞き、挑戦してみたら、
汚れがキレイに落ちてビックリ!という結果になりました。
※ 使用済み後のマスクの写真がありますので、お食事中の方はご注意ください。
洗い方
1.食器洗い用洗剤を15倍くらいに薄めたものをマスクに直接 振りかけて、マスク全体をしっとりと湿らせる。
2.1分くらい、そのまま放置。
3.洗剤液を含んだマスクを両手のひらで挟んでスリスリとこすり洗い。マスクが蛇腹風になっている場合は、蛇腹を開いて、指の腹でこするように洗う。ゴシゴシせずに、モミモミせずに、ナデナデを往復する感じ。
4.30秒くらい、そのまま放置。
5.もう一度、両手のひらで挟んで、スリスリこすり洗い。蛇腹を開いて、指でこすり洗い。ゴシゴシせずに、モミモミせずに、ナデナデを往復する感じ。
6.マスクを洗面器やバケツに入れる。そして、水を深さ3cmくらい入れて、押洗いしてマスクをすすぎ、水を捨てる。この作業を、水が泡立たなくなるまで繰り返す(私は15回くらい行いました)。
脱水
1.洗ったマスクを両手のひらで挟んで押して潰して、水を切る。複数枚ある時は、それらをすべて重ねた状態で、一気に手のひらで挟んで、水切りをする。マスクはねじらない、折りたたまない。
2.洗濯機に、水切りしたマスクをそのまま そっと平らに入れて、脱水1分。一枚一枚ばらさなくても大丈夫。
乾燥
1.天日にあてて乾かす。
これが専門家が推奨している干し方です。天日にあてると、殺菌消毒が出来ますから。
でも、私はスギ花粉症なので、マスクを外に干すとスギ花粉がマスクに付いて大変なので、屋外には干せません。
そこで、
1.ドライヤーで洗ったマスクを一枚ずつ、軽く乾かす。マスクが熱くならないよう、マスクにドライヤーを近づけすぎない。「なんとなく、乾いている感じ」の状態にする。
2.暖房が付いている部屋で、暖房の風が直接当たらない場所に干す。1時間程度で乾燥終了。
※ ドライヤーで乾かしたのは、湿っている時間を少しでも短くしたかったから。湿っている時間が長いと雑菌が繁殖しやすくなると思い、ドライヤーでほぼほぼ 乾燥させてから、部屋干ししました。
洗った結果は?
手洗い前
朝から晩まで使ったマスクには、ファンデーションがたっぷりついています。
左下には 識別用に黒の油性ペンで印をつけました。
手洗い後
ファンデーションの汚れは、跡形もなく落ちました。ビックリです!
本当にゴシゴシ こすってません。もんでもいません。
両手のひらですり合わせたのと、指先で 数回 往復なでなでを しただけです。
ゴムの付け根の部分も、数回一方通行なでなでを しただけです。
蛇腹を開いてみても、この通り。間近で見ても、ファンデーションの色は見当りません。
洗った不織布マスク、着けた感触は?
手洗い後の不織布マスクをつけた感想は、正直、
無臭ではありませんでした。ちょっとだけ残ってました。
天日干し(日光消毒)したら、臭いは取れるかな?
乾燥は「太陽光にしっかり当てて、乾燥 兼 日光消毒する」が原則とのこと。
ですが、ドライヤーと1時間程度の部屋干しだけなのでね。
(— 以下、3/14に追記 —)
※ 後日談ですが、再利用後の使用済みマスクを前回と違う食器洗い洗剤「ジョイ(オレンジ)」で洗ったら、
マスクはジョイのオレンジの香りがしました。
臭いは除去された?それともジョイの香料にごまかされているのかな?
ワカリマセン (^^;
できれば、消毒したい!
インターネット検索をすると、
・乾燥後に消毒用エタノールを振りかけて乾かしてから使う
・乾燥後に次亜塩素酸水を振りかけて乾かして使う
という方法を書いているサイトもありましたので、
本来であれば、太陽光、エタノール、次亜塩素酸水などを使用して
消毒してから使うべきなのかもしれません。
えっ?消毒用アルコールは使っちゃダメ!?
日本衛生材料工業連合会専務理事の高橋紳哉氏はインタビューで
「洗うときは漂白剤は使わず、中性洗剤だけにしてください。また、マスクに消毒用アルコールを振りかけて使うのもやめてください。いずれも人体にどういう影響があるか分かりません」(高橋紳哉氏)
と答えてましたが、これは
という意味だと思うから、
消毒用アルコールは使っていいもいいと思います。
我が家に少しだけ残っている 消毒用エタノール。
3月下旬には次亜塩素酸水が届く予定なので、それまでは使い切らずに残しておきたい。。。
でも、次回のマスク手洗いの時に、少しだけスプレーして試してみますかね。
※次亜塩素酸水と次亜塩素酸水ナトリウムは別物です。次亜塩素酸ナトリウムは体に入ると呼吸器に異常をきたすそうです。
アイロンは厳禁! 煮沸消毒は不明
加熱処理でも効果があるそうですが、アイロンは絶対に使用禁止!
マスクで使用する不織布は、アイロンの熱で溶けてしまいます。
それなら、煮沸消毒は??
ウィルスに対しては消毒方法として有効のようですし、不織布も茹でても大丈夫そうですが、
インターネットで調べても、不織布マスクの煮沸消毒の有効性を
明言している人はいないですね。
まあね、元々、不織布マスクは再利用することを考えて作られた物ではないから、
色々な面で明言できる人が少ない、というのが実情なのかもしれません。
※ 2020/03/05現在、不織布マスクを洗って再利用することについて、洗い方を含め、衛生面において賛否両論があります。
※ 不織布マスクを洗って再利用する際には、自己責任の下、行うようにしましょう。
さて、不織布マスク、今後も洗って使う?
洗った不織布マスクを朝から晩まで着けてみみました。
「こんなご時世なので、再利用は2回、頑張って3回までならOKかな」という感じ。
つまり、1枚を3回か4回くらいは使えそうかな。。。
本音は、マスク不足でなかったら、再利用は1回だけにとどめておきたい。
それが率直な感想です。
※ あくまで 個人的な感想です。悪しからず。
私の場合、何といっても天日干し出来ないのが、非常に辛いところ。
天日干し出来たら、きっと、
洗いたてのタオルみたいないい香りがするんじゃないかなぁと。。。
極度のスギ花粉アレルギーとヒノキ花粉アレルギーがある私。
毎年1月下旬に、数種類のマスクを計180枚くらい マスクを買います。
同じ種類のマスクを毎日 朝から翌朝まで着けていると耳が痛くなって
連日使用が出来なくなるので、違うメーカのマスクを毎日交互に着けて
耳が痛くならないようにするために、最初に3種類買うのですが、
今回、ギリギリセーフで、買うことが出来ました。
だから、再利用しなくても4月下旬まではマスク不足にはなりません。
でも、再利用したらマスクが余るから、それを近くの保育所に差し入れしようかなと。
我が家は余裕だからとマスクを無駄遣いしないで、
贅沢言わないで、ちょっと我慢して、本当に困っているところに
マスクは持っていこうかと。
一陽来復の金銀融通ならず、マスク融通。
なんちゃって(^^♪
でも、個包装でないと受け取ってもらえないかなぁ?。。。
不織布マスクの再利用に関する日本衛生材料工業連合会専務理事の高橋紳哉氏のコメントの記事は コチラ