年末に入り、「新東京五社」の文字が消えては現れ、現れては消え。。。
どうも行った方が良いみたい。。。
なので、1月2日に、新東京五社巡りに行ってきました。
今回はその気ままなレポートです。
新東京五社は八雲さんが提唱を始めた神社巡りで、東京の皇居をぐるっと囲むように、定められた神社を順番に一気に巡ります。東京五社とは、巡る神社が異なり、
(参拝する順番に)
1. 東京大神宮
2. 神田明神(神田)
3. 水天宮(日本橋)
4. 金刀比羅宮(虎ノ門)
5. 日枝神社(赤坂、溜池山王)
を巡ります。
電車や車を使うのが普通ですが、今回は地図を見ずチャネリングしながら徒歩だけで巡ります。
途中で神社と無縁なところに寄らないことがポイントです!
実は昨夜は寒くて寝つけず、夜中の3時過ぎまで起きていました。
あー、こりゃ明日は起きれないなぁ。
そんなことを考えていたのですが、さにあらず。
目覚まし時計をセットし忘れていたのに、
年末年始は毎日10時頃に起きる生活をしていたのに、
今朝は6時半に目がパッと覚めて、「ひょっとして、こりゃ呼ばれているのかな?」。
重い体を布団からひきはがし、支度を開始。
荷物の準備をしていたら、ガイドさん(じゃじゃ丸)登場。
「ペットボトル!」とのこと。
どうやら、未開封の2リットルのペットボトルをザックに入れろってことのようでして。
2本かな?と思って2本目を入れようとしたら、「無理するな!」 って(笑)。
どういうことなんでしょうね、まったく(笑)。
といことで、2リットルの水を背負って、新東京五社巡りが始まりました(笑)。
■東京大神宮
飯田橋駅の改札を出て、東京神宮へと向かいますと、
徒歩1分ぐらいの所に、参拝客の行列の最後尾がありました!いや、ビックリ。
帰宅後調べて、行列の長さは 200mぐらいありました。
年頃の(?)女子が多かったけど、おじー、おばー世代も結構並んでました。
幸い 「(この列に)並ばなくて良い」とガイドさんからお言葉があり、列に並ばす神社に向かいました。
こちらが本日の東京大神宮。
家を出た時はほぼ快晴でしたが、飯田橋はどんよりとした曇り空。
参拝口とは別の方から入ってみますと、伊勢の『赤福』の赤福、おしるこを召し上がる方々、赤福の順番待ちの方々でごった返しておりました。
ここ、東京大神宮は
「明治天皇のご裁断を仰ぎ、東京における伊勢神宮の遥拝殿として明治13年に創建されました。当社は、最初日比谷の地に鎮座していたことから、世に「日比谷大神宮」と称されていました。関東大震災後の昭和3年に現在地に移ってからは「飯田橋大神宮」と呼ばれ、戦後は社名を「東京大神宮」と改め今日に至っております。」
引用元:東京大神宮 御由緒(http://www.tokyodaijingu.or.jp/)
ということだけありまして、境内であの伊勢の『赤福』が振る舞われておりました。
ちなみに、
これは無料ではありません。縁起物として「お気持ち」をお納めくださいね。
そして、赤福はおそらく普通の週末もあると思います(昨年行った時は2回とも
ありました。ただし、数に限りがあり、夕方近くに行くと終了してました)。
境内の中は、お守りやお札を買う人々で大混雑。
これは境内の様子です。本殿の方から撮影しました。
白いテントが赤福の振る舞い処。
混雑の隙間を縫って、お賽銭箱のなるべく近く、そして参拝者の列からひんしゅくを買わない距離に立ち、神様に新東京五社巡り開始のご報告を済ませ、いざ、出発です
さてどっち(に行けばいいの)かな?
吸い寄せられる方向へと歩いて歩いて行きますと【この先、九段下】との標識が目に入り、一気に不安が募ります。
東向きに歩くはずが、南向きに歩いているみたいだけど、大丈夫??
東京の大雑把な地図は頭の中にあるので、方向違いであることはなんとなく分かります。
しょっぱなから、雲行きが怪しい。。。それでも、「まっすぐ進め」と、ガイドさん。
10m位歩くと、築土神社の旗があちらこちらに立っておりまして、
どうやらここに寄るらしい。築土神社に行くのは初めてです。
しかし、定められた神社を順番に巡る旅なのに、寄り道して良いのだろうか?
新東京五社の提唱者の本位には反するかもしれないけれど、これも必然?
ってことで、築土神社に向かいます。。。
■築土神社
築土神社はビルの谷間 そして道路から2,3歩に入ったところに鳥居があり、本殿は、更にその奥にビルに囲まれて、ひっそりと建っています。
この後行く予定の金刀比羅宮もビルに囲まれた立地ですが道路から見やすくできていて存在感がありますが、ここ築土神社は覗きこまないと見えません。
ビルの最上部はちょっとまじない風のオブジェもあり、一般的な神社と異なる雰囲気が漂っています。
追記: 先日、「まじない風オブジェ」に対してコメントを頂きました。それによりますと、このオブジェは 「剣」なのだそうです。ビルの上に突き立てると落雷を誘発しかねないので、それを守るように囲うように黒い柱や梁が作られているのだそうです。ご指摘ありがとうございますm(__)m
鳥居をくぐりビルの奥へと入っていくと、そこには小さいながらも立派なお社がありました。
お社の上には建物は無く、スッコーンと空に抜けています。
1月2日だというのに参拝客はほとんどおらず、とっても静か。
初めて参拝する神社なので、境内に佇み空気感を感じてみます。
空気感は、
ピリピリ ビリビリ? 電気のような。
でも、スッとした感じもあり、広い感じもあり。
そして、人間ぽい感じもあり。。。
こちらの御祭神はどなたでしょうか?
見渡しても、由緒書きが見つからないけど。。。
境内にレリーフを発見。
これは、足は2本しかないけどカラス?それとも ハト?
御祭神に関係するのかな?
帰宅後、ネットで調べて出てきた築土神社の公式HPに見て、ゲゲっ!とビックリ。
これ、本当に築土神社の公式HPなの?と驚くことしかできない。
(公式HP:http://www.tsukudo.jp/)
読んでみますと、
御祭神は、天津彦火邇々杵尊だそうです。
ということは、天照大神のお孫さんに当たる方ですが、
こんな風な空気感なのかしら?
千代田区観光協会のHPに書かれていた御由緒を読んだら、なんか納得。
こちらの御由緒は
天慶3年(940)に現在の大手町周辺の観音堂に平将門を祭り津久戸大明神と称したのがはじまりといわれています。江戸城築城後の文明10年(1478)には、太田道灌が江戸城の乾(北西)、田安台に鎮守として社殿を造営しました。田安明神、江戸明神と呼ばれた時期もあり、山王・神田明神とともに江戸三社の一つに数えられました。神社の位置は田安、牛込、筑土八幡町、富士見へと移り昭和29年に現在地に移転しました。
引用元:千代田区観光協会のHP
なのだそうです。
ということは、この後参拝する予定の神田明神とここ築土神社は平将門公つながりということになりますかね (^^♪。
本殿の右手奥には、ひっそりと お稲荷さんがございました。
今回は、お姿を遠目に一礼。
そして、築土神社を後にしました。
さてこの後、神社を出て九段下方面へ向かうのかと思えば、九段下に向かって左手(東方向)へと引っ張られ。
築土神社でクイッと90度、方向転換。
やっぱり築土神社参拝は計画的参拝だったのネ!
これで神田明神(東方向)へ行けるかな?
そんな思いを胸に引っ張られる方向へと歩いていくと、見知った場所に到着。
ここは神田教会の近くです。
■神田教会
築土神社の通りを真直ぐ歩いてきたら、神田教会の裏手に到着!
へぇ~、そうだったの。ちょっと驚き。
これは、神田教会発見時の眺め(笑)。教会の裏側に出ました。
今日は新東京五社巡りのはずですが、教会にも寄るのかな?
ガイドさんに尋ねてみると、きわめて冷静に一言「行く」 と。
だけどね、元旦ならともかく、1月2日は開いていないでしょ?
はい、その通り。開いておりませんでした。
ま、これでも良いのでしょう、きっと。
ということで、今日の神田教会、外からの眺め(笑)。
門の外で頭を下げ、お礼と感謝をお伝えし、
次こそ、神田明神に着けるかな?
だけどね、神田教会→水道橋→神田明神までの道のり体に染みついているので、今日は、チャネリングせずに向かっちゃいます (^^♪
本日の神田明神、混んでおります。
過去何回か来ているけれど、いつもすいている時ばかりだったので、新鮮に感じます。
鳥居前の甘酒屋、鳥居の先の甘酒屋。寄りたいけど、新東京五社巡拝中は神社関連施設以外の立ち寄りは禁止が原則。我慢して、素通りします。。。
境内から溢れんばかりの参拝客。
商売繁盛の神様ですからねー、きっと、お願い事が沢山です。
ここでもも参拝の列に並ばずに、他の参拝客のひんしゅくを買わない程度にお賽銭箱(拝殿)に近付き、頭を下げ参拝。
で、お賽銭どうしよう。。。
ここは人が多すぎてお賽銭箱に近づくことができないなぁ。。。
あら、 御社殿大屋根葺き替え用 銅版奉納のお願いですって!
昭和 9年に鉄筋コンクリート造り漆塗りの宮建築として建造されて戦火の被害も少なく80年が経過し、不足が進んできたので創建1300年の記念事業の一つとして平成30年頃から葺き替え工事を始める予定なのだそうです。
奉納すると、こんなふうに奉納者の名前シールを張り付けて、設置してくださるんですって。
これですかねー。
ということで、社務所に寄って奉納させていただきました (^^♪。
ところで、話はそれますが、
今、神社やお寺のHPは当たり前になっていて、最近はFacebook、Twitter、Lineのアカウントを持っている神社仏閣も見かけます。
今回この記事を書くにあたり、ネットで調べていたら、神田明神Lineスタンプなるものを発見!ここ神田明神はアニメの聖地 秋葉原が近いので、アニメ好きが書いた絵馬も沢山奉納されていて、それつながりなのかもしれませんが、伝統を引き継ぐ神社仏閣でありながら時代の流れにも載って行こうとするその姿勢が凄いなぁ~と思ったのであります。
*神田明神公認キャラクター(Lineスタンプにもなってます (^^♪)
引用元:神田明神公式 神田明神モバイルHP http://kandamyoujin.info/
神社を出ると、警察官の誘導で、長~い参拝の行列が国号17号線の車線上に出来ておりました。
さて、次は水天宮ですね。