毎年12月2日、3日に行われる秩父神社の「秩父夜祭」ですが、
今年(2021年)も 屋台・笠鉾の巡行(=曳き廻し)は中止すると発表があったようです。
秩父神社のHPではまだ発表がありませんが、埼玉新聞 10月20日付 で
秩父市の秩父神社は19日、新型コロナウイルスの収束する気配が見えないため、12月2、3日の例大祭「秩父夜祭」について、両日とも屋台・笠鉾(かさぼこ)の曳(ひ)き回しを行わないと発表した。山車の巡行が中止となるのは2年連続。
12月2日の宵宮は花火大会を行わず、諏訪渡り神事は規模を縮小して実施。翌3日の大祭は秩父神社本殿での祭典や御神幸祭を規模を縮小して行い、神社行列のコースは番場通りを往復して短縮する。御神輿(みこし)は出ず、御神馬供奉(ぐぶ)は予定通り行う。秩父流鏑馬(やぶさめ)の奉納は自粛する。
引用元:埼玉新聞 2021年10月20日(水)付
と発表されました。
『秩父観光なび』にも同様の記事が載っていますので、”中止の決定” は恐らく間違いないでしょう。
9月には方針が概ね決まっていたようですが、10月も引き続き 色々と協議していたようで、最終的には 昨年より約1ヶ月遅れて 発表されました。
新型コロナウイルス による 秩父夜祭の中止は 今年で 2年連続です。
12月2日、3日の2日間で毎年 20万人以上の人が訪れる秩父夜祭。中止は誠に残念ですが、入場制限は出来ないし、中止はやむを得ない という決断なのでしょう。
屋台町”宮地”の屋台(山車)は、昨年、20年かけた大規模大改修を終えています。
あぁ、それなのに。昨年も今年も、夜祭の晴れ大舞台でお披露目 出来ないでいます。
宮地の屋台はね、前から見ると淑やかで品があるんだけど、後幕には”猩々(しょうじょう)”が刺繍されていて、後ろ姿はムチャクチャ カッコいいんですよ。
(もののけ姫の”猩々”と一緒にしちゃダメですよ。お能に出てくる”猩々”ですからね。)
赤い着物の男衆も、花街で芸者の着物を羽織っている旦那衆みたいで、妙に艶っぽくてカッコいいし。
あぁぁ、見せたいだろうし。見たいし。
あぁ、なんて悔しい。。。
”with コロナ” が実現するのは、あと半年くらいかかるのかな。。。
新型コロナによる重症化を防げる飲み薬がもれなく服用できるようになれば、きっと開催できるよね。
関係各位には、是非 頑張っていただきたい。
全国民が認可を待っています。
よろしくお願いいたします m(_ _)m
▼秩父夜祭 宮地の屋台(YouTube)
▼秩父観光なび
▼埼玉新聞