秩父札所の総開帳は、観音様のご眷属である午(ウマ)にちなんで、午年(ウマドシ)に行われる習わしになっていて、前回の午年である2014年の総開帳の際は、私も無事に結願(=34ヶ所すべて参拝)させていただきました。
総開帳の時は、いつもは閉じられている厨子(ずし=ご本尊の納められている箱)の扉が開け放たれ、ご本尊を直接拝むことが出来、ご本尊である観音様のお手につながれたお手綱という紐を通じて、観音様につながることが出来ます。
また機会があれば、総開帳の時に結願したい!(^^♪
そう思って狙っていたのが、2020年の秩父札所 総開帳でした。。。
2020年に秩父札所で総開帳!?
通常であれば、次回の秩父札所総開帳は、2032年の午年です。でもね、「2020年にも総開帳があるんじゃないかなぁ」と、ワタクシ 期待しておりました。
2020年に総開帳?? 午年じゃないのにナンデ?
実は、2014年の総開帳の前に行われたは、その12年前である2002年ではなく、ナント、6年前である2008年なんです!
2008年は子年(ネドシ)ですが、まぁ、何といいますか、12年も待っていられなかったんですね、お寺さんが。
で、12年の半分である6年、ということで午年の6年後である子年(=2008年)にも秩父札所 総開帳を開催した、という訳です(^^;
だから、来年2020年は子年だけど「たぶんきっと秩父札所は総開帳するんだろうなぁ~」と、ワタクシ 期待していたんです。
でもね、残念ながら2020年は総開帳しないんだそうです。
また、あの美しい観音様を拝みたいと思っていたんですけどね。
トホホ、ザンネン (´д`)
そして、秩父札所 総開帳の時に札所を参拝すると、各札所ごとに用意された『散華』という蓮の花びらの形をした紙をいただけるのですが、2008年に頒布された散華がとても美しくてね。
こういっちゃなんですが、2014年の散華が貧相に見えるくらい華やかで美しくて。
今回の子年の総開帳の散華は、どんなデザインになるのかなぁ。。。と期待してたんですよ。
だから、あぁ残念。。。
2020年の秩父札所は半開帳!
これの話は、数日前、秩父で出会った秩父札所の先達(=せんだつ=案内人)の方に伺ってきた話ですが、2020年は秩父札所で半開帳が行われます。
「2020年も秩父札所を総開帳しよう」という話があったんだそうです。
2020年はオリンピックが開催されるから内外の人に知っていただける良いチャンスなんじゃないか?ってね。
でも、人手が足りなくなって日々の御勤めに差しさわりが出るから対応は困難というお寺さんもあって、結局、『開帳するかしないかは、各札所に任せる』ということでまとまったそうです。
で、全部御開帳するなら『総開帳』ですが、一部が御開帳するので『半開帳』ということなんだそうです。
どの札所が御開帳するの?
どの札所が御開帳するのか、この日、秩父で偶然出会ってお話を聞かせてくださった先達さんはご存じではなく、分からずじまいでした。
まぁ、ご開帳するとしても2020年の3月頃からでしょうから。
まだ、5か月くらい先の話ですから、正式には決まっていないのかもしれないですし。
年末年始ぐらいに、どこかで情報が聞けたらいいなぁと思っています。
今回の先達さんとの出会いも偶然でしたし、ご縁があれば、どこかでお話が聞けるんじゃないかな?きっと。
ヨロシクね (^^♪