先日、『道の駅ちちぶ』にて、この本を見つけて買ってしまいました。
本の名は『秩父夜祭』。本の監修は、秩父神社の宮司 薗田 稔氏。
本文の執筆は、飯野頼治、千嶋壽、山本正実、米山士郎、さいたま出版会編集部。
薗田稔氏は 秩父神社の宮司を代々務める家系のお一人であり、京都大学の名誉教授、そして 神道研究でもあるお方。
その薗田稔氏が監修なら、ほぼ公式本とみなして良いはず。
更に、千嶋壽さんは、秩父研究家というか秩父に関する著作も出されている方で、私もお名前だけは知っておりました。
という訳で、2005年の出版でちょっと古いんですけど、俗っぽい本ではないことは確かなので、思わず買っちゃいました。
内容は、予想通り、研究者的なお立場と神社としてのお立場で書かれています。
一方で、
秩父夜祭に関しては、史実として書き残されている文献が少ないので、薗田宮司でさえ推測の域を出ない話も載っており。
「資料が見当たらず、ご存じの方がおられましたらご教授願います」なんて書かれている箇所もあって。
それはそれとして面白く読ませていただきました。
知れば知る程、興味深くなるお祭り。
そんなミステリアスな感じに人々が惹きつけらる 秩父夜祭の魅力なのかもしれません。。。(^^♪