秩父 小鹿野春まつりに行ってきた(5)

4/20(土)、3年ぶり(多分4度目)の小鹿野春まつりに行ってきました。

※この記事は、秩父 小鹿野春まつりに行ってきた(4) の続きです。

笠鉾・屋台の坂曳上げ

小鹿神社の手前には、小さいけれど急な坂があり、曳き子たちは力を合わせて山車(笠鉾・屋台)を曳き上げて、神社の境内に入ります。


17時。1基目、腰之根笠鉾の曳き上げが始まりました。


2基目。新原笠鉾の曳き上げ。結構斜めになっているの、分かります?


3基目。上町屋台の曳き上げ。笠鉾に比べて重たいのかな?曳き子たちが走って砂煙上げて、勢い付けて上がってきましたよ!迫力ある~ぅ(^^♪


4基目。春日屋台の曳き上げ。大勢の曳き子で急な坂を曳き上げていきます。

口上で小鹿野春まつりの意味を知る

山車の曳き上げが終わると、各屋台町ごとに屋台町の人が集まり、若い衆(囃子手?)が口上を述べていきます。

この口上。小鹿野春まつり見学4回目にして、初めて聞きました。しかも、4基全部。


口上が聞けて、小鹿野春まつりの意味が初めて分かりました。

一見すると、小鹿野春まつりは、秩父夜祭のスモール版。だから、当然、小鹿野春まつりも神事の祭りだと思っていました。

でもね、違いました。
小鹿野春まつりは氏子の神恩感謝の祭りでした。

1年無事に過ごせたことを 神や人に感謝し、
今日ここに皆が集まり 祭りが開けたことを感謝し、
また1年がんばろう、と誓う祭り

祭りの時、笠鉾・屋台が2つの神社(小鹿神社と本宮)に参集するのは、どちらの神社も町にとって大切な神社、守り神だったから。

そして、毎年昼夕、参集する順が入れ替わるのは、「今年は小鹿神社から参拝したから、来年は本宮から参拝しよう!」という、どちらの神社も優劣なく思う氏子の思いの表れ。。。

神社が主導の祭りではなく、氏子主導の祭り
それが、小鹿野春まつりの本質でした。

うーん、感動した!!
やっぱ、小鹿野春まつりイイ祭りだね~(^^♪

最後はお祓い

お祓いを受けて、祭りのメインイベントは終了。


腰之根のお祓い。


新原のお祓い。


上町のお祓い。

春日町のお祓いは、撮れませんでしたm(_ _)m

小鹿神社 笠鉾・屋台曳揃え


18時20分。小鹿神社に小鹿野町の屋台(笠鉾、屋台)が4基 曳揃いました(揃いました)。
お疲れ様でした。


日が暮れ始め、提灯と雪洞の灯りが浮かび上がってきました。

祭りの氏子たちは、ここ小鹿神社で夕食を兼ねた約1時間の休憩を取ります。

そして、提灯と雪洞の灯りが灯された山車を曳行して、自分たちの町へ帰っていきます。

今年は、この夜の姿を見るために、遅い時間に小鹿野入りしました。

冷えてきたけど、あと2時間、頑張ろっ(寒っ!)。

※ 以下、秩父 小鹿野春まつりに行ってきた(6)に続きます。

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