タロット占い、星占い、四柱推命。占いと呼ばれるものは色々あります。
占いってなんでしょう。。。
デジタル大辞泉には
「人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること」と
書かれていました。また、
「占いとは統計学である」という言葉もネット上にいくつもありました。
そして占いをするのは占い師です。
予言ですから、判断ですから、その結果に対して
アタリ/ハズレという表現を使うのは自然の流れのように思えます。
一方で、タロットカード リーディングという言葉も耳にします。
オラクルカード リーディングもそうです。
私が習い行っているのも、占いでは無く、リーディングです。
リーディングとは、
「何らかの形であらわされる 天のアドバイスを読み取ること」。
カードの場合、天のアドバイスが絵柄となって現れます。
それを読み取るのが、カードリーダー(Readする人)です。
物事は様々な人の思惑、行動で進み、
そこに未だに完全予測不可能な天候も加わり、
とても流動的に展開して行きます。
その流動的な未来を今言い当てるのが予言ですが、
天は予言者ではありませんし、カードリーダーも予言者ではありません。
カードリーダーが行うのは予言でなく、預言。
預言とは
「神や死霊の意志を媒介し,人々に伝えること」 です
(出典:デジタル大辞泉)。
天は善し悪しを判断することはしませんし、カードリーダーも善し悪しの判断をしません。
こういう事が起こる可能性がありますよ、というメッセージが来る場合があります。
でも、それを天が善い悪いとは判断することはありません。
善し悪しの評価をしているのは、人であり、自分です。
こういう事が起こる可能性がありますね、回避したいのであれば、こうすると良いですよ。
そういったアドバイスをくれるのが天です。
それは、善き友人や知識の豊富なアドバイサーからもらうアドバイスに似ています。
過去のことであれば既成事実なので、そのことを言い当てたりすれば、
いずれにしても、アタリ/ハズレ とか 読める/読めない という言葉を使って
表現することが出来ますが。
未来に対する友人からのアドバイスであれば、
そこに アタリ/ハズレ とかいう評価が無いように、
リーディングの結果にも アタリ/ハズレ という表現は当てはまりません。
リーディングは、天からのアドバイス。
それを踏まえたうえで、よりよく生きるために、
リーディングと向き合うが良い方法だと思います。
長々と書いてきましたが、
実はこれ、私への『忘れるべからず』 です。
私、このこと忘れて、苦い経験しました。
そのことはいずれそのうち、ブログに書こうと思います。