笑顔を歓迎する言葉は沢山あります。
・笑う門には福来る。
・笑顔が一番。
・あの人の笑顔はイイね。
一方で泣くことに関しては
肯定的ではない言葉が多い気がします。
・泣き虫。
・いつまで泣いているの。
・涙は見せるもんじゃない。
先程Amazonで検索したら
”笑顔”に関する本が 2,574件ありました。
“泣く”に関する本は 658件でした。
(“泣顔”は関する本は 66件でした。)
やっぱり笑顔がもてはやされている感じ。
確かに 泣いている姿を見るよりも
笑っている姿を観ている方が
見ていて 楽しいし気持ちがイイ。
涙には感情を流し出す効果があって
その感情を表に出さずに自分の中に貯め込んでおくと
心の中にどんどん溜まって重しになって
身動きとれなくなってしまったり
体調を崩してしまったり
時に爆発してしまったり。
喜びや悲しみの感度は人それぞれで
ちょっとしたことで喜んだり悲しんだり
ちょっとやそっとじゃ
喜べなかったり悲しまなかったり
走るのが遅かったり速かったりするように
感じ方には個人差があるのだけれど。
だから
ちょっとしたことで泣いたり笑ったり
なかなか 泣かなかったり笑わなかったり
そういう個人差があって当然なんだけど
まるで基準があるみたいに
よく笑うのが良くて 泣くのはダメみたいな
あの子は愛想がいいとか 良くないとか
我慢強い子とか 直ぐ泣いて弱虫とか。
子供の時、親の顔色見ながら
頑張って笑うようにしてみたり
頑張って泣かないようにしてみたり。
そりゃぁ、悲しい辛いより
楽しい嬉しいの方がいいけれど、
だけど、
いつも笑っていなくたっていいじゃない
いつ泣いたってイイじゃない。
どちらも同じ感情なのだから。
喜びがあふれると言う言葉がありますが、
悲しみや苦しみもあふれて涙になりますが、
それらの感情が外に溢れなくても、
それは心の中に溜まります。
悲しみや苦しみの感情を
無理して無理して貯め込んで
圧縮して圧縮して貯め込んでいくと
究極的には
心が動かなくなったり
体が動かなくなったり していきます。
(その代表が うつ病)
そうならない為にも
感情を押し込まず、泣く!
だけど、それって、結構難しい。。。
子供の頃からの習慣で、なかなかね。
この状況を乗り越えようと
なんとか克服しよううとすると
余計 泣かないようこらえて
頑張っちゃう。
人前で泣けない人は
人がいないところで、
思い切って泣いてみましょう!
布団をかぶってシクシクだっていいし
泣けそうな音楽聞いて泣くのもいいかも。
泣くと
心の重しが涙とともに流れ去って
心が身軽になって 新たな気持ちで
取り組む力が 湧いてきます。
泣く。笑う。
喜びも悲しみも、楽しさも辛さも
素直に表現して、その感情を分かち合える
世の中でもいいんじゃないかなぁ。。。
自分だけじゃないんだ!って気付けると
思うんです。
実は、
今日のブログは自分へのメッセージ。
頑張れ~(#^.^#)!