「三峯神社の御犬様がもののけ姫の犬神モロのモデルだ」って話を近頃、インターネットで見かけます。
これ、宮崎駿さんが言った話なのかな?
誰かの憶測じゃないのかな?
そんな疑問を最近もの凄く感じています。
もしその話が本当なのであれば、
もっと昔に三峯神社がブームになっているはずじゃないの?
と思うのです。
疑問の源
もののけ姫が公開されたのは1997年です。
もうその頃は、それ以前に公開されたスタジオジブリの作品である「おもいでぽろぽろ」や「となりのトトロ」の舞台はココ!
という話がTVなどでたびたび取り上げられていました。
もののけ姫の映画公開直前のTVの特集番組では、『たたら場』 についてのモデルが解説されていた記憶があります。
だから、もののけ姫の犬神モロのモデルが三峯神社の御犬様なのであれば、もののけ姫の映画公開の頃に、三峯神社が有名になっていたはずなんじゃないか、と思うんです。
でも、実際はそうじゃなかった。
三峯神社のロープウェイは老朽化が原因で2007年12月に廃止になりました。
2011年9月秋分の日の三峯神社は、ほぼ参拝客がいませんでした。
その後、2012年にかけて何度か参拝しましたが、境内の観光客は非常に少なくて。
三峯神社行きのバスの本数は今よりも少なかったし、バスの利用者も観光客より登山客の方が圧倒的に多い感じでした。
この本を読んでごらん
そんな疑問を強く強く抱き始めた8月上旬。
立て続けに、偶然 御犬様絡みの本に出会い。
「この本を読んでご覧」と言われている気がして、思わず購入(^^;
「オオカミは大神 狼像をめぐる旅」
著 者:青柳 健二
出版社:天夢人 (2019/4/18)
「オオカミの護符 単行本」
著 者: 小倉 美惠子
出版社: 新潮社 (2011/12/15)
「狗神」
著 者: 坂東 眞砂子
出版社: KADOKAWA (1996/12/18)
この「狗神」という本は出版された当時に読みました。(こんな色っぽい表紙だったかな?青っぽい表紙だったような気がするのですが。)今回疑問を感じた時に真っ先に読み直したい、と思った本です。
ちなみに
昔、三峯神社 奥宮 参拝 のブログ記事を書いた時、私、「奥宮の空気感(エネルギー)がもののけ姫のモロのようだ」と書いています。
それは、奥宮の空気感(エネルギー)をたとえるなら、もののけ姫のモロのようだ、ということ。
大きくて柔らかくてあたたかくて、包み込んで優しく受け止めてくれる。そんなイメージです。
▼その時の記事は、こちら
真偽は定かではありませんが、宮崎駿さんが「山犬をモデルにした」という話は見つけました。
でも、三峯神社のお犬様がモデルというのは、見つけられませんでした。
私はね、御犬様と聞いて思い浮かべたのは、本「狗神」の後半に出てくる野山を駆ける犬神の姿でした。
ストーリーはほとんど覚えていませんが、そのシーンが強く印象に残っています。
さて、今回買った本の中に答えはあるのかなぁ~?
本は、9月中旬ごろに読む予定です(^^♪
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