チケット、買えた！
今週月曜日にソールドアウト（完売）したはずの「国宝 鳥獣戯画展」のチケットが、買えました！
まさか、まさかです。
しかも、もし行けるなら強引にでも有休をとっていくつもりでしたが、誰からも後ろ指刺されることのないの日のチケットが取れたのです。それも、正規のルートで定価で買えました！
やったね！やったー！
バンザーイ、バンザーイ、バンザーイ ＼(^o^)／
2018年 台風21号、高山寺の金堂が半壊に！！
国宝 鳥獣戯画 所蔵の 京都 高山寺（こうざんじ）は、京都で一番のお気に入りの寺の一つです。
京都駅からバスで約１時間の栂ノ尾（とがのお）の山の中にあり、狭い場所で華やかで立派な建造物はありませんが私は大大大好きなお寺で、行くと境内から出られなくなり、滞在は１時間以上になってしまいます。
中でもここ 金堂 が 特に大大大好きな場所で、行くと30分以上ここから離れられなくなるほど。。。。（撮影：2018.02.11）
中には、釈迦如来が祀られています。（撮影：2018.02.11）
ずーっとずーっとここに居たい！そんな気持ちを押し殺して、毎回お堂を去るのです。
その大好きな金堂が、2018年9月の台風21号で このあり様です。半壊だそうです。
この写真を見て、あまりのショックで、唖然呆然。呼吸をすることを忘れる程、固まりました。でも、釈迦如来像は無事とのこと。それが不幸中の幸いです。
金堂は山の斜面に在るお堂で、お堂の周辺は大木だらけ。それが台風で何本も倒れて、お堂を直撃しています。
被害が大きくて、2019年にクラウドファンディングで金堂修復の費用集めをしたのだそうです（2019年12月に終了）。知りませんでした。
クラウドファンディングのサイトによると、
国宝「鳥獣人物戯画」で知られる高山寺。紅葉の名所でもありますが、昨年9月の台風21号で、スギやヒノキの大木が300本以上倒れ、釈迦如来を奉る金堂が半壊するなど、境内全域で大きな被害を受けました。復旧工事を進めていくために、どうか皆様の力をお貸しください。
（中略）
昨年9月4日の台風21号は、各地で多くの被害をもたらしました。高山寺においても、樹齢100～300年のスギ、ヒノキの大木が300本以上倒れ、本尊の釈迦如来を奉る金堂は半壊。明恵上人を奉る開山堂や収蔵庫が損壊し、仏足石覆屋は倒壊しました。鎌倉時代から豊富に伝わる石築地やその地盤が崩壊し、表参道なども深刻な被害を受けました。
仏像や典籍などの寺宝は幸いにも無事でしたが、被害総額は4億8千万円にのぼります。当山史上、自然災害でこれほど甚大な被害を受けたことはありませんでした。これまで堅実な維持管理に努めて参りましたが、今回の復興には、当寺のみでは困難な状況が続いています。何とぞ皆様のご支援を賜りたく存じます。
国宝の鳥獣戯画は、博物館に常時預けてあったから、良かったよね。他の仏像なども無事でよかった。
でもね、高山寺の境内はこんな急斜面の山の中にありますから、斜面にあった石築地が崩壊したのであれば、土砂の流出もあるだろうし、元通りにするには、相当大変だと思います。
今回の「国宝 鳥獣戯画展」は、修復の資金集めなのかもしれませんね。
コロナ禍でなければ、多くの人が来場して集金できただろうに。。。
今回は来場者数を制限しているから、思うように集まらないよね、きっと。
高山寺は、東寺や比叡山と違って あまり知られていないし、京都駅から往復2時間だから、観光客も比較にならない程少ないお寺だから、さぞかし資金集めが大変だよね。
京都の文化財として正式に登録される寸前だったみたいなのにね。
もう少し長く開期延長が出来たらよかったのにね。
展示会の会場に募金箱、あるかな？ あるといいな。
「国宝 鳥獣戯画のすべて」展 。
高山寺への思いを込めて、行ってきます。
▼ 「鳥獣戯画」所蔵の京都 高山寺の御朱印帳の話
▼ 「鳥獣戯画」展に行ってきた時のお話
▼ 「鳥獣戯画」展のチケットが買えなくて凹んだ時の話