武甲山に登る(1:上り編)

山ガールではありませんが、

5月18日に秩父にある武甲山に登ってきました (^^♪。

前々から気になっていましたが、2,3日前から無性に行きたくなって(笑)。

三峯神社奥宮に行くために買った登山靴などが役に立ちました。

■ タクシーに乗って第一鳥居まで

武甲山は古くからの信仰の山なので参道があり、参道=登山道になっています。

秩父鉄道のハイキングマップによりますと、

武甲山の登山ルートは、「横瀬駅~一の鳥居~山頂~浦山口駅」 で、
全歩行距離 14.9km/歩行時間 6時間20分

となっています。

一の鳥居(=登山道入口)へ行くには、
1.最寄りの駅である 横瀬駅から 約2時間歩く。
2.自家用車で行く。
3.西武秩父駅から タクシーで行く。
(横瀬駅付近ではタクシーは拾えないので)
この3つから選びます。

うちには自家用車は無いので、論外。

タクシーで行った場合、幾らかかるのか分かりません(笑)。
徒歩で行くと、本格登山前に 体力の 3分の1を使うことになります(笑)。
それに、石灰を積んだ大型ダンプカーが往来する道を歩くことになります。
(武甲山,セメント会社,石灰,ダンプカーの話は有名な話なので、省きます)

タクシーも徒歩も、私にとって不安です。どちらも勇気がいる選択。

下山途中で バテて動けなってしまうことだけは避けねばなりません。
で、タクシーを選択。体力温存を選びました。

タクシー代は¥2,690-(乗車時間15分)でした。
高いですが、仕方ありませんね。

ちなみに、タクシーで移動中、
登山道ですれ違った車は6台で全部 大型ダンプカーでした。

登山客は50~60代の6人くらいの2組と、
30代くらいの2人組み、計3組でした。

※補足
1.地図で見ると、西武秩父駅より秩父駅の方が近いですね。
秩父駅前にもタクシー乗り場があり、タクシーが待機してます。

2.浦山口駅から出発して下山後一の鳥居近辺でタクシーを拾う
ことはできません。電話をして、秩父駅辺りから迎車で来てもらうしか
ないでしょう。

■ 一の鳥居

一の鳥居の中は駐車場になっており、そこでタクシーを下車。

一の鳥居の前にいる狛犬さまは、三峯神社や宝登山神社と同じく、
狼のような山犬の狛犬さま。ちょっとひょうきんな雰囲気も漂いつつ...(笑)。

一の鳥居の奥の駐車場は車 20台位 40台弱が駐車できそうですが、
この日は満車。それどころかここに駐車できない車が
手前の道路に路駐の長~い長~い長~い列を作っていました。

いや~、武甲山登山って人気なんですねー。知らなかったぁ~。

登山届をしっかり投函して、いざ出発!熊が出るみたいですね...


丁目石

一の鳥居~山頂まで、参道沿いに丁目石が立っています。

すべての丁目石が残っているわけではありませんが、要所要所に立っています。
昔々の名残ですね。
wikipediaによると、一丁は 約109.09メートルだそうです。


熊 注意

ここでも、「熊注意」 なんですね。秩父には 熊さんが結構生息しているのですね。

そういえば、熊鈴を付けている登山客が沢山いました。
熊鈴を着けるのは、登山のマナーなのかもしれませんね。
ラジオから音を流して、熊鈴代わりにしていた人もいました。
できることなら、「熊鈴にしてほしい」 と思った私でした。
無ければ 仕方がないですけどね

急坂

歩き始めて早々、この急坂です。これが暫く続きます。

武甲山登山を甘く見ていたのか、中年男性が道端にヘタリ混んで
道行く人に愚痴っていました。

「こんなのが続くの?もう やんなっちゃったよ」って(笑)。
私も、先行きに少々不安を感じつつ、60代御夫婦の後に着いて
えっさおっさと登ります (汗)。


坂の途中の看板

ここを左に曲がり、シラジクボ経由で頂上に行くルートもあるようですが
遠回りになるので、今回は真っすぐ進みます。


まだ 5分の1 !

登り坂をひたすら歩き続け約25分。そこで見つけた看板には、
「大杉の広場まで約50分」とあります。

ってことは、まだ、3分の1 5分の1しか登っていないってこと??えぇ!!
いやー、もう登りたくないんですけど(笑)。そんな気分です(笑)。

平らな場所

上り坂では気力・体力共に写真を撮るゆとりなしデス(笑)。
「そこに坂がある限り、ただ黙々と前傾姿勢で急な斜面を登るべし」そんな感じ(笑)。
造作物が目に入ると 息抜きがてらに立ち止まって写真撮影。
それの繰り返し。。。

十八丁目の水場

天然の湧水。水をペットボトルに注ぐ人、手で飲む人有り。

比較的緩やかな坂道

比較的開けた山道

新旧並ぶ 丁目石


参道途中に 祠がありましたので立ち止まり、私と皆様の無事な下山を
祈願しました。 神頼みしたくなる心境です。武甲山はハードだ。。。

登ってきた坂を振り返るとこんな感じ。

休みなく上り坂が続き、思わず立ち止まって、撮影。
登山ってこんな感じなのかしら?ハードです(笑)。

■ 大杉の広場

突然、視界が開けて、目に入った看板は。。。


お迎え看板


この看板、誰が立ててくださったのでしょうか。
ユーモラスなイラストと共にお迎えしてくれました(笑)。

心への一服の清涼剤となりました。


ここが大杉の広場


ここまで約1時間半。ほとんどが登り坂で(笑)。
平らな所に来れて、嬉しいのなんの(笑)。

ここで皆さん、丸太や切り株に座り、お菓子など食べながら、
少し長めの休憩を取っていきます。
私も持参した m&mチョコレート,ハーベストビスケットでカロリー補給。
約20分間、かなり長めの休憩を取りました。

大杉の広場の先に広がる登山道。。。上り坂だー


ここから 約60分歩きます。
登山とはこういうものなのか。それとも武甲山がハードなのか。。。


石灰岩?

この辺りから大きな石がごろごろ。

実は今回の登山はこの石灰岩のエネルギーに触れることも
目当てでありまして。 この時は石灰岩のエネルギー感がまったく分かりませんでしたが、浦山口駅側に下山することで理解できたのでありました。


四十四丁目石

石の後ろの斜面を見てくださいな。30度かな、35度かな?
そんな斜面を上ってきました。

ところで私、 4という数字が好きなんです。本日最初に撮影したのは四丁目石。
三十四丁目石もありました。そして四十四丁目。
なんだかとっても嬉しいのです。


お名前は?

四十四丁目あたりの斜面に沢山咲いていた花々。まさに 花に癒され活力アップ。


こちらはイチゴっぽいお花と葉っぱ。なんというお名前でしょうか。
(調べました。ニリンソウのようです。)


君はスミレのお仲間ですか?
(調べました。タチツボスミレのようです。)

黄色いお花が素敵ですね。あなたのお名前は?
(調べました。ミツバツチグリのようです。)

大杉の広場から何分くらい歩いたでしょうか。
目の前の細い急坂をお婆様御一行が下ってきます。
紛れるようにお爺様もチラホラ。皆さん、お元気。

私、体力的に完全に負けています(笑)。
よほど疲れた顔をしていたのでしょう。 最後尾のお爺様が、
「この坂の上の開けたところが頂上だから がんばって」と声をかけて
応援してくださいました。 ありがとうございます。

で、見上げた景色がこちらの写真。がんばろ。。。

ここが山頂?

ここは山頂手前の広場で、みなさん思い思いの場所で お仲間と
ご飯を食べていました。ここまで 約2時間10分掛りました。やっと着いたね。

ブログも長くなりすぎましたので、山頂の様子は別記事にいたします。

ありがとうございます。

武甲山に登る(2:御嶽神社へ参拝) に続きます。