これは、先日公開された そごう・西武百貨店 のお正月の広告。
スーツケース 662個?
口紅 76,175本?
えっ?なにこれ。
そう思ったのでしたが、YouTubeで動画広告を見て、思わず 涙。。。
ただのモノではないということ。
百貨店が売っていたのは、希望でした。
CMの最後に出てくるこの言葉。
胸にジーンと響きました。
子供の頃、百貨店と言えば、夢の場所でした。
近場のおもちゃ屋には無いおもちゃが売っていて。
近場の洋服屋には売っていない服が売っていて。
近所には無いような お子様ランチやクリームソーダが食べれるレストランがあって。
1階には、西洋の香りあふれる化粧品売り場があって。
そんな百貨店に行くために、大人も子供もおめかしをして、ルンルンのお出掛け。
百貨店は夢とあこがれの世界でした。
ところが今は、わざわざ百貨店に行かなくても、近場やネットで、手軽に簡単に手に入る時代になって。。。
百貨店は大型ショッピングセンターみたいになっちゃった。
それでも、このコロナ禍に “晴れの日”を心に描き、控えめに、特別を求め喜びを求め、今、百貨店に買い物に行くということ。。。
人に対する思い。
コロナ鎮静化への希望。
百貨店に対する思い。
百貨店の顧客に対する気付き。
合理的になりすぎたことへの思いなど。。。
思わず、ジーンと来てしまいました。
そして、マスコミに対して、
こんな大変な時だからこそ、このCMみたいに、希望の灯が灯るような 情報をたくさん流してほしい。
今は、希望より不安が多いけど。
すべて失うと決まった訳じゃない。出来ることがあるはずだから。
2021年も、出来ることを頑張っていこう。。。
そう思ったのでした。
ーーー 以下、CMの文言を引用 ーーー
これは、2020年、6月から11月までの
西武・そごうでのお買い物の記録。
レシートは、希望のリストになった。
新型コロナウイルスで行動が制限された2020年。
それでも、自由に旅行できる日のために、
1,314人のお客さまが、スーツケースを購入された。
マスクの下でもメイクを楽しみたい
76,175人のお客さまが、口紅を購入された。
夏祭りは中止だったけれど、浴衣は 475 着。
颯爽と街を歩く日を待ちながら、
お求めになったハイヒールは 1,001 足。
生まれてくる命を、566 セットの
ベビーギフトが全力で祝福した。
足踏みばかりの日々であっても、
一人ひとりの「私」は、今日を楽しむ工夫を続けた。
お買い物の記録に教えられた、大切なこと。
...
百貨店が売るのも、お客さまが欲しいのも、
ただのモノではないということ。
百貨店が売っていたのは、希望でした。
ーーー 以上、CMの文言を引用 ーーー
そごう・西武百貨店 HPから転用
※ぜひ、音が出せる場所で見ていただければ。。。