高城神社に参拝

7月頃から、あるきっかけで 神社参拝行脚をしています。

時間が無くてブログに書けていませんでしたが、印象に残っていることを備忘録程度に、順不同で書いています。

今回はその第3弾。

8月に行った 埼玉県熊谷市にある高城神社(たかき じんじゃ)です。

こちらが、高城神社の入口です。

こじんまりとした神社だなぁという感じですが、実はこれ 三の鳥居なんです。

振り返ると、遠くに鳥居が二つ見えます。

分かりやすく線で示すとこんな感じ。鳥居が二つ、あります。

昔、高城神社は大きな神社だったんだろうなぁ。。。

そんなことをしみじみ思いながら、参拝です。

高城神社に参拝

鳥居をくぐり、参拝いたします。

高城神社の御祭神

こちらが高城神社の拝殿です。

敷地の割には参集殿が大きくて、地元の方々に慕われている神社、という感じです。

高城神社の空気感

お賽銭箱の前まで、進めますと。。。

んん? ここはどこ?

まるで浜辺にいるみたい。

広~い砂浜。晴れた空。穏やかな風。海辺はさざ波。

暑くもなく、寒くもなく、心地よい気温。

あれれ?どういうことですか?

こちらの主祭神は、海の神様ですか?

高城神社の主祭神

由緒書きによると

高城神社の御祭神は、高皇産霊尊(たかむすびのみこと)。

耳なじみのないお名前ですが、帰宅後調べましたら、天照大神や伊邪那岐、伊邪那美よりも登場が古く、古事記の最初に登場する日本の神様元祖3柱

・天之御中主神(あめのみなかぬし)
高御産巣日神(たかみむすび)
・神産巣日神(かみむずび)

の中の1柱とのこと。

で、高御産巣日神(=高皇産霊尊)について調べてみても 海に関する話が出てきません。

それなのに、なぜか、高城神社の空気感は『限りなく穏やかな海』なのです。

高城神社の摂社、末社

こちらは拝殿の脇にある 摂社・末社。

左から、

・伊奈良大神
・鹿島大神、香取大神
・大国主大神
・八幡大神
・琴平大神
・白山大神

そのすべてに、神を敬う時に付ける言葉 “大神”がついています。

そして、摂社・末社 全体の空気感も、まさに『海』。

こちらは、波が少しザブンとする感じの『海』でした。

どうして、亀?

神社の前に、亀の像がありました。

んん?やはり、海に所縁(ゆかり)がある神社なのかな?

狛犬ならぬ狛亀かな?と思いましたが、置いてあるのは1体だけ。

しかも「東北大震災復興祈念 第六十二回 神宮式年遷宮記念」と彫られており、東北の震災の海つながりの『亀』のようです。

あとがき

“高城神社”。 “諫早 高城神社(たかしろ じんじゃ)”とは無縁のようです。

熊谷 高城神社の“高城“の名は、主祭神 高皇産霊尊 の別名である ”高木神(たかぎのかみ)”、”高木大神(たかぎのおおかみ)”から来ているようです。

『海』の空気感の神社に参拝したのは、多分これが初めてです。

高御産巣日神(たかむすびのみこと)が主祭神の神社の空気感がなぜ『海』になるのか。

一緒に行ったスピ友も、「確かにここは海だね」と言っておりました。

なんとも 不思議な神社です。

他の、高御産巣日神が主祭神となっている神社は、どんな空気感なんでしょうね。

他にはどこにあるのかな?

機会を見つけて行ってみたいですね (^^♪

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