秩父 小鹿野春まつりに行ってきた(1)

4/20(土)、3年ぶり(多分4度目)の小鹿野春まつりに行ってきました。

今年こそ絶対に行くぞ!と、3月からこの日を待ちかねていました。

◆小鹿野春まつりって どんなお祭り?

小鹿野春まつりは、埼玉県秩父郡小鹿野町で4月の第三土曜日その前日の金曜日に開催されるお祭り。土曜日は秩父夜祭のような山車4基(笠鉾2基、屋台2基)が町のメインストリートを通って2ヶ所の神社を往復し、その前日の金曜日は街中を巡行します。

見どころは、秩父夜祭風の豪華な山車。そして、『金棒突きと呼ばれる娘たちの華やかで可愛げな姿と、シャンシャンシャンとリズミカル鳴り響く金棒の音。小鹿野春まつりを華やかに盛り上げます。

秩父夜祭の昼の部を小鹿野町サイズにした感じのお祭りで(そんなこと言ったら、地元の人に怒られるかな??)、ギリ回し坂登りも見どころの一つ。

そして、土曜日の昼過ぎには小鹿野歌舞伎が上演されたり、夕方近くには流鏑馬も披露されます。その前日の金曜日の夕方には、屋台を拡張して舞台化し小鹿野歌舞伎が上演されます。

豪華な山車や笠鉾が間近で見れて、アットホームで華やかで。

土地と住人と神様と、町全体が喜びのエネルギー満ち溢れて、見物客まで嬉しい気分にさせてくれるHappyで Smilyで wonderfulな お祭り。

とにかく イイ祭りなのでございます(^^♪。

◆では早速、祭りへGo!山車はどこ?

今回は、提灯でライトアップされた山車(屋台・笠鉾)を見たいので、小鹿野に15時に到着。

小鹿野町役場前でバスを下りて、さっそく山車を探します。

小鹿野春まつりは2ヶ所の神社を山車(屋台・笠鉾)が往復する祭りで、通るのは町のメインストリート。

だから、山車を探すのは簡単。町のメインストリートを歩いて行けばきっといるはず。

どこかな~。


いたいた、いました!小鹿野春まつりの山車(屋台)です。
あぁ、3年ぶり。嬉しい~(^^♪

只今、山車は小鹿神社に向かって曳行中。
ということは、今年夕方の集合場所は小鹿(おしか)神社 ということですね。

小鹿野春まつりは小鹿(おしか)神社と本宮(=旧本殿)を往復する祭りなのですが、往復する順番は毎年入れ替わります。

では今年は、山車曳行行列の最後尾から先頭に向けて、見物していきます。

◆春日町の山車

春日町の山車は屋台

山車曳行の、最後尾を彩るのが 春日町の屋台。


これは後ろ姿。

写真だけ見ると、これ秩父夜祭の写真?って言いたくなるほど似てるでしょ?

でもね、ここは 秩父郡の小鹿野春まつりなんですよ♪


後ろの幕絵は猩々(しょうじょう)?そして、上の赤幕には鳳凰かな?


春日町の山車の横姿。


そして、春日町の山車の正面。

只今、山車は休憩中。。。氏子の皆様も休憩中。。。
小鹿野春まつりの土曜の午後は、約1.5kmの道のりを途中数回の休憩を挟みながら、約5時間かけてゆっくりのんびり 曳行していきます。

その ゆったりした空気感が良くてね♡
そして、その楽し気な休憩時間が良くてね♡
見ているだけで楽しくなっちゃうんです♪

屋台の曳行が始まるとこんな感じ。

薄化粧をした男衆と男児が屋台に乗って「ワッショイ、ワッショイ」と声張り上げて、華やかな衣装を着て扇子を振り上げ、祭りを盛り上げます。


しかし、その下は 華やかさとは無縁の世界。。。
力の限り、祭りを盛り上げようとガンバル男衆
\(^o^)/


只今、山車を曳行中。。。


これは春日町表鬼板。立派でしょ♪

春日町の『金棒突き』

小鹿野春まつりといえば、『金棒突き』の娘たち。
『金棒突き』はそれぞれの町の山車に4名くらいいて、金棒でリズミカルな音を鳴らしながら、山車の先頭を歩き、祭りを華やかに彩ります。


この子たちが 『金棒突き』の娘たち。
只今、彼女たちも休憩中。


そして私は、彼女たちの追っかけ中。。。(^^;


彼女たちを追いかけていたら、前を行く 上町屋台に追いついちゃった。

彼女たちは、春日町屋台、上町屋台、どちらの『金棒突き』かしら?
答えは、春日町でした。

別の場所でも見かけたので、お願いして、写真を撮らせていただきました。


微笑む二人が、めっちゃキュート♡


曳行が始まると、こんな感じ。


華やかでカワイイ後ろ姿♪

◆上町の山車

上町の山車は屋台

山車曳行の、3番目を彩るのは 上町の屋台。


これは後ろ姿。


後幕の絵柄は、花車と唐子。そして上の赤幕には、鶴かな?

上町屋台の後ろ幕は綴れ織りを使っていて、綴れ織り屋台の後幕(後ろの幕)として使用している秩父唯一山車なんだとか。。。


上町屋台の横姿。


そして、上町屋台の正面。


正面の上(表鬼板)には、須佐之男命の彫り物

写真だけ見ると、本当に秩父夜祭の様に見えるけれど、ここは紛れもなく、秩父郡の小鹿野春まつりなのですヨ♪


拍子木を腰にぶら下げた彼らは、拍子木をたたいて屋台曳行の指揮をする重要な役割。

男衆の衣装も、秩父特有というか、さすが小鹿野歌舞伎がある町の祭だね、という感じで華やかで艶やか。


年季の入ったおっちゃんたちは、太い曳行綱の上で休憩中。。。(^^♪

こういう のんびりとした雰囲気が、小鹿野春まつりの大好きなところ♪


上町屋台の曳行が始まりました。

こんなアングルで写真が撮れるのも、小鹿野春まつりならでは。

もちろん、祭りの運行の邪魔にならないように細心の注意を払いながら。。。

上町の『金棒突き』


『金棒突き』の娘たちは専用シートで休憩中(^^♪

彼女たちは朝の8時9時頃~夜の8時過ぎまで、山車の先頭で祭りを華やかに彩り歩き続けるんですから、そりゃぁ たいへんな重労働。

一日中彼女たちに笑顔でいつづけてもらうためのスペシャル休憩シートです。


近くにいたお母さま方に許可を頂いて、撮影させていただきました。


照れ笑い、苦笑い、無関心。。。 いずれにしても、カワイイねー。

それにしても、今年は人数が多くない??
以前見物した時は、4名くらいだったんだけど。人数は決まっていないのかな?

※ 以下、秩父 小鹿野春まつりに行ってきた(2)に続きます。