「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」は並んででも見る価値ありました(上野 東京国立博物館)

5月23日(木)、上野の東京国立博物館で開催されている特別展国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」に行ってきました。

入場規制につき、80分待ち!

平日の午後だから空いていると思って行ったんですが、13時30分の時点で、なんと入場規制がかかっていて 80分待ちでした。

呼ばれた感があって来たのに、どういうこと!?

正直、そう思いました。でも「帰るな」と。。。

まぁ、せっかく休み取って来た訳だし。

並んでみたら、実際には60分程度で入場できました。。。

立体曼荼羅は圧巻。並んででも見る価値あり。

今回の特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」は

空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財の全容を紹介し
、日本文化の精髄を紹介するものです。
引用元:NHKプロモーション

とあり、確かにいくつもの見どころがありましたが、その一つである『立体曼荼羅』60分並んででも見る価値ある 圧倒的な展示物でした。

もともと東寺には空海が21体の仏像で曼荼羅の世界を表現した”立体曼荼羅”がありますが、その”立体曼荼羅”の中から15体もの仏像を上野の東京国立博物館に運び込み、博物館の展示室に”立体曼荼羅”を再現したのが、展示物『立体曼荼羅』です。

東寺の”立体曼荼羅”

東寺にある”立体曼荼羅”は、上の図のように、仏像21体が横3列×縦11列で、高0.9m×幅24m×奥6.8mの須弥壇(しゅみだん)の上に配置されていて、見物するときは須弥壇の手前側しか歩くことが出来ません。

だから、目線より高いところにあって、仏像は重なり合っているし、奥に安置してある仏像は当然見ずらいし、どの仏像も一方向からしか見ることが出来ません。

そもそも観賞用に安置されているわけではないから仕方がないですが、昼でも薄暗いので はっきり言って見づらい。。。

もちろん、拝観料もかかります。

「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」の『立体曼荼羅』

ところが、今回の特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」の『立体曼荼羅』は上の図のように広い場所に等間隔に設置されていて縦横無尽に歩くことができるのです。

そして、360度から照明が当てられているので、すべての仏像を前から後ろから右から左からぐるっと一周廻ってどこからでも、そして間近から観賞することが出来ちゃうんです!

凄いでしょ!!! 凄いんです。

東寺に行っても見れないものが、今、上野で観れちゃうんですから。

展示会への入場料1,600円は他の展示会に比べたら高いですが、展示内容を考えれば決して高くないと思います。

東寺の貴公子『帝釈天騎象像』撮影OK!

今回の展示会は『帝釈天騎象像』(たいしゃくてんきぞうぞう)に限り、写真撮影OKとなっていました。

なぜ『帝釈天騎象像』だけが撮影OKなのか分かりませんがとにかくOKで、みんなパシャパシャ写真を撮っていました。

とりあえず、私も撮らせていただきました。。。

東寺では、仏像の写真撮影は禁止となっています。仮に許可されたとしても、このアングルでの撮影することはできません。

なぜなら、『帝釈天騎象像』の前には増長天と軍茶利が立ちはだかり(安置されていて)、撮影できないのです。

それにしても、なぜ『帝釈天騎象像』だけOKなのか。不思議です。。。(^^;


引用元:特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」

今回は『帝釈天騎象像』宣伝部長のようですね。
このポスターの中央も『帝釈天騎象像』だし。。。


引用元:特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」

この画像の中央も『帝釈天騎象像』

『帝釈天騎象像』は唯一フィギアが作られて販売されて完売していたり、様々なお土産グッズに印刷されていたり。なんで『帝釈天騎象像』なんですかね。こう言っちゃなんですが空海の曼荼羅の中では端役なんですけどね(^^;

というわけで、上野の東京国立博物館で開催されている特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」は60分並んでも見る価値ある展示でした。

会期は6月2日まで

本気で観たい方は、事前に入場チケットを購入して上野に行くと良いです。

入場チケットは博物館でも売っていますが、入場チケット購入 専用行列に並ばなければなりません。買ってから、博物館入場待ち 専用行列に並ぶことになります。

事前にチケットを買っておけば、現地に行って博物館入場待ち 専用行列に並ぶだけで済みます。もちろん、入場規制がかかっていなければスムーズに博物館内に入れます。

入場チケットを事前購入する方法

特別展国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」のサイトの「チケット」のページの下の方にある「プレイガイド」というところに購入方法が載っています。電話で申込みする方法とインターネットで申込みする方法があります。

・チケットぴあ ・e+ ・ローソンチケット
・楽天チケット ・Yahoo!チケット ・JTB

※ 特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」のサイトのチケット」のページ

前売り券は3月に販売終了していますが、ディスカウントショップには あるかもしれません。

詳細は主催者の一員である NHKプロモーション のサイトが分かりやすいです。

多分、もう一回。。。

お土産コーナーで選んでいる最中に閉館時刻(17時)になり、お店の人は容赦なく商品の上に布をかぶせていって、まるで商売っ気なし(笑)。

あー、買えなかった。。。
「また来ればいいじゃん!」

へっ?また来るの?
「またおいで。。。」

はぁ。。。
また来いとのお達し。。。

わかりました。来ますよ。
拝見させていただきます。
次回は空いている時に呼んでください。。。(^^;

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