二年前の今日。
2011年3月11日 14時46分18秒、東日本大震災が発生しました。
二年前のその時刻。 体調不良で仕事を休んで朝から寝込んでいて、
遅い昼食を食べ終わった頃でした。身体も家財もライフラインも無事でした。
今日のその時刻、私は仕事抜け出して近所の神社におりました。
神社の宮司さんがご自身の携帯電話 大音響にして 追悼式の様子を流して下さり、
追悼式の黙祷に合わせて その場に居合わせた2~3名の参拝客が黙祷。
その後、宮司さんが祈祷をあげるということで、お社の中へ招いてくださいました。
祈祷の内容は、亡くなられた方々のご冥福 と 被災地の復興,
災害の再発抑制の オリジナルの特別な祈祷でした。
その後再び、携帯電話を大音響にして 天皇陛下のお言葉をリアルタイムで
聞くこととなりましたが、なにしろ、仕事を抜け出してきている身ですので、
途中でお暇させていただきました。(仕事は20分間、サボりました。)
昨年は日本全土 至る所で黙祷のサイレンが鳴り響いたようですが、
私が今日いた町では 昨日と同じ、いつもと変わらない時間が流れていました。
もう2年。まだ2年。
被災地の人々が 「悲しみ忘れて、前を向いてがんばろう」 ってのは良く分かります。
でも、遠く離れた私たちは どうなんだろう。それでいいのかな。
ひょっとしたら、東京で起きていたかもしれない。
そんな時、がんばって生きていることを 忘れられていたら、悲しいくないのかなぁ。
ひょっとして 福島原発の現状も忘れちゃいませんか?
色々、色々、もう 人ごとだと思っちゃいませんか?
(これ、自分に対する戒めでもあります。)
私は今日、仕事で嫌なことがありました。でも、そんなことはちっぽけなこと。
・ 働けること。暮らせる以上の収入があること。
・ 安心できる我が家に帰れること。
・ 暖房で冷えた体を温められること。
・ 食べたいと思ったカップ麺を熱々の状態で食べられること。
・ 疲れを癒すお風呂に好きな時に好きなだけ入れること。
・ 横になって 安心して就寝できること。
・ そして、愛する家族が私と同様の状態であること。
今、そのすべてに感謝し、たくさんの幸せを感じつつ。
改めて、
亡くなられた方々のご冥福 と 被災地の復興 を願うのでありました。
さてと、そろそろ 明日を生きる準備をしよう。
私が儲かれば、寄付が増やせる。