リーディングする時の 「忘れるべからず」

先日 別の記事にも書きましたが、カードリーディングとは、

「カードの絵柄となって現れる天からのアドバイスを読み取ること」。

ですから、そこにアタリ/ハズレという表現は当てはまりません。

しかし、回を重ねていくうちに、

私はそのことをすっかり忘れて、リーディングをするようになっていました。

最初は、「クライアントさんの為に、適切なアドバイスを得たい」という

思いで臨んでいました。

クライアントさんは今、どんな気持ちなんだろう。。。

クライアントさんは、どんな風になりたいんだろう。。。

親身になって、リーディングしていました。

カードは(天は)何を伝えたいのだろう。間違ったことは伝えたくない。

そのうち、「ハズレにしたくない(=当てたい)」という気持ちに

変っていました。

リーディングにどんどん入り込んでいきました。

深刻なご質問になるほど、どんどん入り込んで、

そして、クライアントさんの立場に立って、カードを読むようになっていました。

親身になって、リーディングするのは大切なことです。

だけど、「クライアントさんの立場に立ってカードを読む」。

これは一見良さそうですが、ダメなんです

何故ダメなのか。

第一に、クライアントさんの立場になると客観性が無くなってきます。

クライアントさん寄りの偏ったリーディングになる恐れがあります。

これでは天のアドバイスを的確に伝えることができなくなってしまいます。

リーディングする時は、客観的に読み取り伝えるだけに専念する必要があります。

第二にクライアントさんの立場になるとカードが読みやすくなるのですが、

立場に立った後、クライアントさんのモヤモヤと悩んでいる状態が

リーダー側に残りやすくなります。

このモヤモヤ。なかなか消えずらいんです。

モヤモヤの大きさに比例して消えずらく、どんどん溜まります。

溜まっていくとどうなるのかというと、体調を崩します。

私は激しい頭痛と激しい疲労という形で現れました。

(薬も効かず、疲労で歩くことさえも困難な状態が続きました。)

リーディングする時に、客観的に取り組んでいれば、

(天からのアドバイスの)中継者であることに徹していれば

リーダー側にモヤモヤが残ることもなく、体調を崩すこともありませんでした。

客観性と(天からのアドバイスの)中継者。

これはリーディングをする時に、忘れてはならないことです。

そして、これはオラクルカード リーディングに限らず、

タロットカードでも、チャネリングでも、ヒーリングでも起こることなのだそうです。

溜まったモヤモヤを解消するために、

私の場合、オラクルカードリーディングから完全に離れる必要がありました。

今はもう、大丈夫です。治りました。

モヤモヤも消えました。

この体調不良はかなり辛い体験で、リーディングを再開するか迷いましたが、

天がリーディングするよう促していますので、再開します。

まずは、お預かりしているご相談から少しずつ。

新規の受付は、もう暫く先になりそうですが、

宜しくお願い致しますm(_ _)m。

シェアする