7/20(土)、中野サンプラザで行われた オリジナル ラブのコンサート「Bless You! 」に行ってきました。
この日が「Bless You! 」ツアーの最終日だったようですが、いやー、ものっ凄い盛り上がりでびっくりしました。
歌う前から興奮している観客たち!
オリジナル ラブのボーカルである田島貴男がステージに現れただけで、1階席の前半分の観客全員が、飛び跳ねるようにスタンディングオベーション!
1階席の後ろの方は見えなかったから分かりませんが、まだ一声も発していないのに、姿を見せただけでスタンディングオベーションですからね。
演奏が始まって何曲も歌って、田島貴男が「私も座るので、皆さんも座ってください」というまで、何曲も立ちっぱなしで、まるでライブハウスのようでした。
私は2階の前列だったんですけどね。「2階席で良かった~」と正直思いました。
だって、立ちっぱなしじゃ、疲れちゃいますから(笑)
立ったり座ったりできて、良かったです(^^;
細胞が踊りだすリズム感
CD買ったり情報収取するようなファンではないので(笑)、コンサートで聴くのも初でしたし初めて聴く曲もありましたが、退屈せずに、ノリノリで楽しませてもらいました。
オリジナル ラブのヒット曲は、ポップス系の曲が多いですが、まあなんというか、田島貴男という人はとにかく音楽が好きで奥深く、ジャンルを超えた表現力のある人、という感じ。
音楽の専門的なことは全然知りませんが、リズムの取り方がフツーじゃない感じ。
独特のリズム感。
刻むリズムというより、体の中から自然に溢れ出るリズム。
それは、意志に関わりなく、私の血や筋肉の細胞の一つ一つが勝手にそのリズムに呼応する感じ。
そのリズムについていけるバンドのメンバーも凄いし、特に今回のドラムスのリズムの取り方は凄かった。
田島貴男はコンサートの中で、「オリジナル ラブはサイケデリック バンド」と言っていましたが、一つのジャンルにとらわれずに演奏したい曲を演奏しているバンドというイメージの方が強いかなぁ。
バンドのメンバーも固定ではないみたいですし。
「オリジナル ラブは、田島貴男のソロユニット」と書いている方がいましたが、バンドというよりソロユニットという方が近いような気がします。
仰天ゲスト、登場!
最新のアルバムに参加したアーティストの一人くらいは、ゲスト出演してくれるかな?
そんな淡い期待を大きく裏切り、なんと今回、中野サンプラザには、3名のゲスト アーティストが来てくれました!
1人目ゲスト、渡辺香津美!
ギター知識ゼロの私でもその名は知ってる有名なギターリスト。オリジナル ラブの『空気–抵抗』を一緒に演奏してくれました。何がどうかっこ良いのか分からないけれど、とにかく、かっこ良かった(^^♪
だけど、ごめんなさい。次に出てきたゲストが私のツボを直撃しすぎて、霞んでしまいました。
2人目ゲスト、長岡亮介!!
まさか、まさかの登場です!
長岡亮介の生演奏が聴けるなんて夢のよう。。。
私、ギターの知識ゼロなんです。でもね、「東京事変」という数年前に解散したグループの曲を今年になって初めて聴いて、ギター兼ボーカルの「浮雲」こと長岡亮介の声、奏でる音色、そしてそのひょうひょうとした風貌に惚れてしまいまして。
今年発売されたオリジナル ラブのアルバムの中に、長岡亮介が参加した曲『ゼロセット』があることは知っていましたが、まさかそれの生共演が聴けるなんて!
あぁ、神様、ありがとう!
生で聴く『ゼロセット』と長岡亮介の演奏は、超かっこ良かった。ソロ演奏の時間を長く取ってくれて、その演奏に痺れましたワ。
コンサートの観客も超大盛り上りとなりました。
演奏が終わり長岡亮介は舞台から立ち去り、次の曲の演奏が始まり、ゲストの登場もこれで終わりかな?と思っていたら、最後にとんでもない人が登場!サプライズにも程がある!
こんなにサービスして大丈夫!そんな状況へと突入。。。
3人目ゲスト、PUNPEE!!!
PUNPEE(パンピー)。数か月前、YouTubeで偶然知ったアーティスト。それが、ジャパニーズ ラッパーであるPUNPEEです。
とにかく、かっこいいんです。
リズムの取り方が違うんです。そして、声がイイ。
ラッパーぽくない、普通の人っぽい風貌が、更にイイ感じ。
今回、オリジナル ラブの最新アルバムの曲『グッディガール』を披露してくれましたが、会場は、私も観客も完全にもPUNPEEのペースに飲み込まれ、大興奮。
田島貴男までもPUNPEEのペースに飲み込まれ、即興でラップを披露したほど\(^o^)/
照れながら頑張ってラップを口ずさむ田島貴男が、キュートなおじさま魅力を発揮してました(^^♪
更に、PUNPEEが加山雄三とコラボしたラップ版「お嫁においで」まで披露してくれて。
一人で行って良かったわ~(^^♪
人目を気にせず、細胞の揺れに全身をゆだねて、はじけて楽しむことが出来ました(^^;
大人の魅力、オリジナル ラブ
いやはや。なんと言ったら良いのか。
「凄いね」、オリジナル ラブ。
ギターもベースもキーボードもコーラスも、田島貴男も、とにかく全部が全部、大人世界のカッコ良さ。
「夢だった」というホーン・セクション(トランペット、トロンボーン、サックス)との共演も、効いていて良かった。
素晴らしい時間を共有させてくれてありがとう!
神様、巡り合わせをありがとう\(^o^)/