10/13(土)、産土神社巡りをしてきました。
産土神社(うぶすなじんじゃ)は出生地の一之宮であるという説もありますが、今回は出生地にある神社を選んで参拝してきました。
1社目は、小松川香取神社です。
インターネットで「新小岩 香取神社」で調べると、新小岩厄除 香取神社の記事がほとんどですが、小松川香取神社は、そこから徒歩3分くらい離れた大きな交差点のところにあります。
なんで徒歩3分くらいの距離に香取神社が2社あるのか調べてみたら、小松川境川というのがあって、
川の東側にある小松川香取神社は東小松川村の鎮守様で
川の西側にある新小岩厄除香取神社は西小松川村の鎮守様として在るのだとか。
今も小松川境川はありますが、親水公園の一部の小川のような存在になっています。
小松川香取神社の敷地は意外と広く、近代的でさっぱりとしてとってもシンプル。
ご祭神は、もちろん 経津主命(ふっつぬしのみこと)。
当然ですが、東国三社の香取神社のご祭神と同じです。
こちらは神社の狛犬さん。
小松川香取神社の空気感は、武道系で荒々しく、でも粗野な感じではなく、思慮深い感じ。
非常にすっきりとした感じです。
もちろん東国三社の香取神社の空気感に似ていますが、それよりちょっと軽い感じ。
この広さなのに社務所がなく無人、それでいてこのすっきり感がなんとも不思議な神社です。
脇に小さな祠がいくつかありました。きっと、近隣で祀られていた神様が合祀されてきたのだと思います。
短い滞在時間の間に、3組の参拝者とすれ違いました。
地元の人たちに大切にされている神社なのだとのだと思います。
すっきりとした、とても心地良い神社でした。
東国三社の香取神社の代わりに 気軽に立ち寄れる”香取神社”として参拝できるのが良いですね。