アンサンブル ラロの演奏会(10/16)に行ってきた

「コンサートのチケットあるんですが、行きませんか?」

ある日、知人が誘ってくれました。

一昔前のデートの誘い文句のようですが、お相手は私と同年代の女性です(笑)。

アーティスト名は 「アンサンブル ラロ」

アーティストの名前は アンサンブル ラロ

『2004年に結成。メンバーは

・ ダイアナ・ケトラー (ピアノ)
・ アレクサンダー・シトコヴェツキー (ヴァイオリン)
・ ラズヴァン・ポポヴィッチ (ビオラ)
・ ヘーデンボルク・直樹 (チェロ)

ピアノ四重奏団を核とした、ヨーロッパで活躍する若手音楽家を交えて構成される室内合奏団。』 (公式HPより引用)

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初耳アーティスト名ですが、ここ数年、クラシックのコンサートに行っていなかったし、自分では選ばないアーティストのコンサートに行くのも新しい世界が開けていいかもね~

百日咳の咳は、日中は話さずじーっとしていれば出ないから、きっと大丈夫

そんな気持ちで、お誘いをお受けしました (^^♪

会場は JT アートホール アフィニス

初めて聞く名前です。虎ノ門にあります。

調べてみたら、開館は1995年3月31日。

20年以上前から 虎ノ門にコンサートホールがあったんですね。知らなかった~。

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引用元: JT アートホール アフィニス

会場に行ってみると、想像していたコンサートホールとは違い、こじんまりとした空間に、美しい木目の床が広がり、床の上には心地よさそうな洋椅子がずらっと並べられていて、

まるでヨーロッパのサロンのような上品で上質な空間が広がっていました。

うわっ、ス・テ・キ  新鮮な驚きでした。

今日はどんな演奏が聴けるかな?

コンサートが始まる前の心地いい緊張感 ♪

どんな演奏が聴けるかなぁ。聞いたことがある曲かなぁ。。。

私、曲目覚えるのが苦手で、パンフレットを観てもたいていわかりません。

聞いてみて、これ知ってる!と思うことが、多いんです(笑)

演奏が始まって1曲目。

ヨーロッパでは、こんなに硬い演奏をする人が評価されるのかな?

そんな感想を抱きました。

心に一抹の不安がよぎりました。

実は今日のコンサートのチケットは 1枚4,000円。

4人の演奏家が出演するコンサートにしては、激安破格値なのです。

15年位前、4,000円のソリスト(演奏者一人)のコンサートに試しに行って、苦い思いをして、「これなら良いCDが1枚買った方が良かったな」って 後悔しながら 帰ってきたことがあるんです。

その時に、「8,000円、10,000円のコンサートって、やっぱりそれ相応の価値があるんだ!」 って強く実感したんですよね。。。

ひょっとして今日の演奏も? 少し覚悟した瞬間でした。

さすが、やっぱり。演奏が素晴らしい!

ところが! 2曲目からの演奏が とんでもない!!

伸びやかで軽やかで、それでいて深みと奥行きがある。

バイオリンも、ビオラも、チェロも すっごくいい。

演奏が進むにつれて、ドンドンどんどん良くなっていく~♪

演奏者たちも、音の波に乗っている~♪

1曲目は緊張していたのかもしれませんね(笑)

特に、最後の演目、G.エネスコ:ルーマニア狂詩曲 第1番 イ長調 作品 11の演奏は、

ジプシーが陽気に酒を飲みながら、ダンスして、歌って、その宴の中で4人が演奏しているみたい。

ピアノも、ヴァイオリンも、ビオラも、チェロも、それぞれに見せ場があって、周囲が演奏が盛り立てていく。。。

私は音楽に感動しまくり、興奮しまくり状態

この曲は1955年に没したルーマニアの作曲家が管弦楽団向けに作曲した曲だそうですが、世界的な作曲家コンクールで優勝したことのある日本の作曲家に頼んで、ピアノ四重奏用に編曲してもらったものを、今回演奏してくれたのだそうです。

帰宅して同曲のオーケストラ演奏を聴きましたが、比較すると今回の ピアノ四重奏用アレンジが素晴らしかったんだ!と分かりました。

コンサートは、大興奮のうちに、終わりました。

今日の演奏は、サントリーホールなら12,000円でもいいんじゃない?

そんな内容の演奏でした。

なんで、4,000円なんていう破格値だったんだろう。

アンサンブル ラロの思い

今日の演奏家は若手ばかりでしたが、全員が、ヨーロッパの音楽総監督をしたり、マスタークラスの指導者だったり、音楽大学の教授だったり、コンクールで優勝したり、政府から表彰されたり、なんだかもの凄い経歴の持ち主なのです。

ヨーロッパで高い評価を受けていて、とある演奏会の映像は NHKや複数の国でも放映されたのだとか。

そして、帰宅してから知ったことですが、

アンサンブル ラロ,ジャパンは、外国人奏者を日本に招聘して事業を行う営利団体としてではなく、演奏家たちが主体となって立ち上げた自主音楽団体です。

私たちが心から皆様にお届けしたいと思う音楽心が感じるままの演奏よりよい環境で音楽を愛する皆様に楽しんでいただきたい、という思いから設立に至りました。」とのこと。

以上、コンサート リーフレットからの引用。

自主音楽団体という言葉は耳慣れない言葉ですが、あの有名な ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 も 会社組織ではなく 自主音楽団体で、

自主音楽団体の場合、トップダウン方式で次回演奏会の指揮者や演奏曲 を決められるのではなく、自分たちで話し合って決める、という方式をとるのだそうです。

なるほど、そういうことでしたか。

だから料金設定が、大人 4,000円

22歳以下 2,000円 となっているんですね。

子供一人2,000円なら 気軽に 子供と一緒最上級の音楽が聴きに行けますね。

地方公演だと 22歳以下 1,000円 という会場もありますから、子供たちを是非連れて行ってあげてほしいと思います。1,000円なら、高校生のお小遣いでも行けますね(音楽好きの子に教えてあげてほしいなー)。

◆ アンサンブルラロ 公式HP
http://ensembleraro.jp/

惚れました、アンサンブル ラロ

アンサンブル ラロ

あなた方の演奏が好きです。あなた方の心意気に共感しました。

今日から、あなた方のファンです。

また、素敵な演奏を聞かせてくださいね

クラシック好きにはお勧めしたいアーティストです。

そして、今日のコンサートに誘ってくれた知人にも感謝です。

素敵な出会いを、どうもありがとう。 感謝

今日の演奏曲

・ J.ブラームス:ピアノ四重奏曲 第2番 イ長調 作品26

<休憩>

・ R.シューマン:ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47

・ G.エネスコ:ルーマニア狂詩曲 第1番 イ長調 作品11(ピアノ四重奏版)

・ アンコール曲(不明)

ヘーデンボルク 直樹さん

アンサンブル ラロの チェロの奏者は、日本人とスウェーデン人のハーフでオーストリア生まれの ヘーデンボルク 直樹 さんです。

ブログ記事でこの方のことも書けたらいいな、と思っています。